久しぶりにコミュニケーション系の自己啓発書を読みました。
その中で、人望を集めるための面白い方法が載っていたので、今日はこれを見ていこうと思います。
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※アマゾンの紹介文より
本書は1956年にアメリカで出版されて以来、「人間関係のバイブル」として幅広い読者に支持され、カーネギー『人を動かす』と並ぶ世界的名著となっている。
著者レス・ギブリンはこのように言う。「人間関係の極意とは、お互いの自尊心を満たすようなやり方で相手とかかわることだ。これこそが人とかかわって本当の成功と幸福を手に入れる唯一の方法である」
相手を服従させるのでも、相手にへつらうのでもなく、相手の自尊心を満たすコミュニケーションによって行動を起こさせ、自分もメリットを得る。これが著者が本書を通して説く理想の人間関係だ。
読者が営業マンならば顧客との関係、管理職ならば部下との関係、親ならば子との関係において必ず役に立つヒントを見出せるだろう。
(著者略歴)
レス・ギブリン(Les Giblin)
アメリカの心理カウンセラー。人間関係のエキスパートとして知られ、人間の本質に関する深い洞察が好評を博す。本書の原著は1956年の刊行以来、半世紀にわたり不朽の名著として世界中でロングセラーとなっている。全著作の累計発行部数は500万部を超える。訳書に『チャンスがやってくる15の習慣』(ダイヤモンド社)がある。
■基本原則
人はあることに期待されると、その期待通りの役回りを演じようとする。私たちは気持ちと態度で、常に相手の行動と態度をコントロールしているし、コントロールすることが出来る。
■相手に信頼してもらいたかったら
- (気持ち)既に相手に信頼されていると思い込む
- (態度)自信ある態度をとる
■相手に買ってほしかったら
- (気持ち)既に相手が欲しがっていると思い込む
- (態度)熱意をもって説明する
■相手に好きになってほしかったら
- (気持ち)既に相手に好かれていると思い込む
- (態度)積極的に話しかける
本書の解説文には、「カーネギーの『人を動かす』と並ぶ世界的名著」というなかなかハードルを上げる宣伝文が書いてありますが、確かにこれは『人を動かす』と遜色ない、コミュニケーション系自己啓発の名著と言って良いかもしれません。
とはいえ、書いてある内容の6割くらいは『人を動かす』に書いてあることと重複します。それだけ、同書がコミュニケーションの要諦のほとんどを網羅してしまっていることの証左でもあるかもしれませんが、その中でも『人を動かす』にはなかった、本書独自の面白かったポイントとして上記をピックアップしてみました。
内容はとても単純です。信頼されたかったら、既に信頼されていると思い込む、買ってほしかったら、既に欲しがっていると思い込む、好きになってほしかったら、既に好かれていると思い込む、というものです。
例えば、相手に好かれていると思っていれば、ごく自然にフレンドリーに振る舞うことが出来るでしょう。そして、フレンドリーに接してくる人を邪険に扱う人はそうそういない筈です。これは、好意の返報性とか、鏡の法則みたいな言い方で説明がつくと思います。
ただ一方で、僕自身で考えたとき、「相手に好かれていると思い込む」ことなんて絶対できないだろうなあと思うのです。たまに、「俺かっこういいでしょ?俺のこと好きでしょ?」オーラがにじみ出ている人で出会いますが、そうした人間になるのはどうしても抵抗を感じてしまいます。そして抵抗がある以上、無理して人格を変える必要はないと思うのです。
ただ忘れてはいけないことは、人間の好意は単純に接触回数と比例するという統計的な事実です。有体に言えば、たまにしか連絡をくれないAさんよりも、折に触れて顔を見せに来てくれるBさんの方が憎からず思ってしまうのです。これは「自分を認めてくれている」と思うことが出来るからでしょう。
ゆえに、別に「好かれていると思い込む」というところまでマインドセットを変えなくても、「なるべく機会があれば顔を出す・連絡をとる」ということを心しておけば、少しは人間関係が良くなるのではないかと思います。と、自分に言い聞かせてみます。
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