「幸福優位7つの法則」より、6つ目の法則、「20秒ルール」です。
早起きする。ジョギングをする。ギターを練習する。
何か新しいことを始めても3日坊主に終わることはよくあります。
習慣を定着させるノウハウは幾つかありますが、その中でもこの「20秒ルール」は、最も理にかなっていて、最も負荷の少ないものです。
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ソースは以下になります。
『幸福優位7つの法則』(ショーン・エイカー)
※アマゾンの紹介文より
ハーバード大学で人気第1位の講師直伝。「自分は幸せだ」と思える人ほど、よい結果を生んでいる。最先端のポジティブ心理学が解き明かす「成功」と「幸福」の驚くべき関係。
[著者紹介]
ショーン・エイカー(Shawn Achor)
グッドタンク代表。ハーバード大学修士号。ポジティブ心理学の第一人者のひとり。
ハーバード大学で学生の評価が最も高いポジティブ心理学講座をタル・ベンシャハー博士のもとで担当し人気講師となる。
コンサルティング会社グッドタンクを立ち上げ、グーグル、マイクロソフト、ファイザー、UBS、KPMGなどの著名企業で 成功と幸福の関係についての実証研究を行いながら、世界45カ国で講演やレクチャーを行う。
「20秒ルール」とは、
- 人間の意志の力には限界があり、いい方向に変化してもそれを維持することは難しく、もとの習慣あるいは「最も抵抗の少ない(面倒くさくない)道」に戻ってしまう。
⇒良き習慣に至る「最も抵抗の少ない(面倒くさくない)道」を作ることで、良き行動を習慣化することが出来る。
※逆に「最も抵抗の多い(面倒くさい)道」を作れば、悪い習慣を断つことが出来る。
という法則です。
「20秒ルール」の証左として、ショーン・エイカーは以下のファクトを挙げている。
- 私たちが日々の行動を自動的にできるのは、習慣のカタマリだからである
- 良い行動は習慣化してしまえばいい
- 「自制の力」には限界がある
- 趣味に没頭している人はテレビを見ているときよりも2.5倍フローしている
- 人間は「自動的に送られる」となると途中で止めるのが非常に面倒になる
- 「○○をやる方がそれを拒否するよりも楽」な状況にすればいい
- テレビをやめるなら、リモコンの電池を遠めなところに置く。これだけで、人間は面倒になってテレビをやめる
- アイスクリームに蓋をするだけで、消費は半分に減る
- 習慣化するために「初期設定(デフォルト設定)」を書き換える
- 朝運動する習慣を身につけるなら、トレーニングウェアで寝ること
一言で言うなら、習慣化のコツは「意志の力」を信用せず、「面倒くさいことを忌避する本能」を徹底的に利用する、ということです。
そして、ある習慣を定着させるには、「その習慣をやめる方が面倒くさい」状況(例えば、運動するのをやめるためにトレーニングウェアを脱がないといけない)を作ると良い、という点がポイントになると思います。逆に、ある習慣をやめるには、「その習慣を続ける方が面倒くさい」状況(例えば、テレビをつけるのにリモコンを遠くからとってこないといけない)を作ると良い、ということです。そしてこの「面倒な状況」というのが具体的には「20秒以上手間がかかること」ということで、「20秒ルール」というネーミングがつけられています。
個人的にこの「20秒ルール」のすごさを知ったのは、自分が働いているフロアから「喫煙場所」がなくなってしまった時です。喫煙するために「別のフロアに移動する」というほんの少しの手間が加わっただけで、1日の喫煙本数が半分以下に減ったのです。
良い習慣を定着させたいとき、あるいは悪い習慣をやめたいとき、この「20秒ルール」という人間の行動原理を頭の中に入れておくと良いでしょう。
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