これまでもとりあげてきましたが、自己啓発書のよくあるテーマの中に、「目標設定・目標設定」というものがあります。
つまり、目標達成しやすい目標設定はどんなものか、というものですが、以下で述べるように、ワイズマン教授は実際に調査を行ない、どんな目標を立てた人が達成できていて、どんな目標を立てた人だと達成できなかったのかを明らかにしています。
これを見ていきたいと思います。
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(著者略歴)
ワイズマン,リチャード
1966年生まれ。英国ハートフォードシャー大学教授(心理学)。プロマジシャンとして活躍後、ロンドン大学を卒業。エディンバラ大学にて博士号取得(心理学)。膨大な被験者のデータを分析する科学的アプローチを得意とする。超常体験、超自然現象を疑問視する研究でも国際的に有名。2002年、社会科学分野における一般読者向けのすぐれた業績を顕彰するジョセフ・リスター賞(英国科学協会)を受賞。一般読者向けの科学書執筆やテレビ番組制作にも携わる
ワイズマン教授は調査を行ない、自分の立てた目標に対して、どれくらいの人が達成できるかを調べた。結果、達成した人は全体の10%だった。
そして達成できた人と出来なかった人の違いを見たところ、達成できた人は以下のような特徴があったという。
- 小さな目標を立てる
- 目標について人に話す
- 目標を達成したときにプラス面を考える
- 自分にご褒美を出す
- 進捗状況を記録する
1.小さな目標を立てる
達成した人は、小さな目標を立てており、しかも具体的で期間や回数まできちんと決まっているほど達成率が高かった。
2.目標について人に話す
達成した人は達成できなかった人に比べて、自分の目標を友人、家族、同僚などに話している割合が高かった。
3.目標を達成したときにプラス面を考える
達成した人は、達成したら人生にどんなにいいことが起きるかを考えており、達成できなかった人は逆に、達成できなかったときに起きるネガティブなことばかりを考えていた。
4.自分にご褒美を出す
達成した人は小さな目標が達成される度に自分にご褒美を出すことを計画の中に採り入れていた。ただし、ご褒美の内容は目標そのものを妨げるものはNG。
5.進捗状況を記録する
達成した人は自分の立てた計画、進み具合、プラスになった事柄や自分へのご褒美を簡単に書きとめていた。
挙げられている内容自体は、「目標設定の5つの原則」や「目標の立て方と管理の仕方 虎の巻」とかぶっている項目が多いです。ただ、これらが科学的に証明されたという点で非常に説得力があります。
どれも特に手間がかかるというわけではなく、むしろ目標達成の過程を「楽しくさせる」ものばかりなので、何らかの目標を設定するときは導入すると良いでしょう。
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