有体に言うと、「ポジティブになる方法」を言い換えたものになります。
他のポジティブ手法と類似しますが、面白いのでとりあげてみようと思います。
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こんな本に書いてありました。
ソースは以下になります。
『ザ・ワーク 人生を変える4つの質問』(バイロン・ケイティ、スティーヴン・ミッチェルほか)ド大学の超人気講座 実力を100%発揮する方法』(シャザド・チャミン)
※アマゾンの紹介文より
■内容(「BOOK」データベースより)
1986年、著者自身を重いうつ病から劇的に回復させた「目覚め」以来、世界各地で何百万もの人々の心を解放した「ワーク」の基本書、『人生を変える4つの質問』の新訳。 「それは本当でしょうか?」「その考えが本当であると、絶対言い切れますか?」「そう考えるとき、(あなたは)どのように反応しますか?」「その考えがなければ、(あなたは)どうなりますか?」――シンプルな4つの質問を投げかけるだけで、自分の中にある本当の答えを見出すことができる。 悩みやストレスを解決する革新的な方法として、思想家からビジネスリーダーまで世界中の注目を集める「ワーク」のプロセスを、ステップごとにわかりやすく説明。 ケイティが実際に行ったワークの実例から、読者は心の解放を追体験できる。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
バイロン,ケイティ
1986年に「現実に目覚める」体験をして以来、世界中の数百万もの人々にワークを紹介。公開イベントの他、ビジネス、大学、学校、教会、刑務所、病院などで活動している。
ミッチェル,スティーヴン
ベストセラーとなった『道徳経』、『バガヴァッド・ギータ』などを英訳。
マクリーン,ティム
有限会社シープラスエフ研究所代表取締役。バイロン・ケイティ・ワーク公認ファシリテーター。エニアグラム研究所インターナショナル・ファカルティ。かいクリニック顧問。テンプル大学大学院修士課程修了。
これが「怒りや悲しみをゼロにする方法」だそうです。
以下の「①ジャッジメント・ワーク」⇒「②4つの質問」⇒「③置き換え」の順に試す。
これが「ジャッジメント・ワーク」だそうです。
1.誰かに怒りを感じたり、悲しかったりした出来事を書いてください。
- 私は、[ ]に対して、[ ]。
- なぜなら、[ ]。
2.あなたはその人にどのように変わってほしいですか?
- 私は、[ ]に対して、[ ]。
3.その人がすべきこと/すべきでないことはなんですか?
- [ ]は、[ ]すべきである。
- [ ]は、[ ]すべきでない。
4.あなたが幸福になるために、その人はどうなる必要がありますか?
- 私は、[ ]に、[ ]してもらう必要がある。
5.その人のことをどう思いますか?いくつでも書いてください。
- [ ]は、[ ]。
6.その人との間で二度としたくないことは何ですか?
- 私は、[ ]したくない。
これが「4つの質問」だそうです。
- 先ほど書いた気持ちは本当でしょうか?(はいorいいえ)
- その考えが本当に絶対言い切れますか?(はいorいいえ)
- そう考えるとき、あなたはどんな気持ちになりますか?
- その考えがなければ、あなたはどうなりますか?
これが「置き換え」だそうです。
(例)「彼は私を大切にしていない」だとすると…
1.「内容」を「反対」に置き換える
- (例)「彼は私を大切にしている」
2.「主語」を逆に置き換える
- (例)「私は彼を大切にしていない」
3.「自分自身」に置き換える
- (例)「私は私を大切にしていない」
上記をどのように考えるか。
これは、「ABCDEモデル」と「ホ・オポノポノ」を融合させたような方法だと思います。「ABCDEモデル」同様、「ジャッジメント・ワーク」ではまず自分の負の感情をそのまま吐き出します。そして次に、「ABCDEモデル」の場合は自分の「思い」に「反論」をするのですが、この方法では「4つの質問」によって「この考え方がなくなったら?」と考えるのです。無論、すぐに自分の感情をゼロにするのは難しいですが、とどめとして「置き換え」を行なうと、また別の側面が見えてきます。
上記を試してみた結果。
最近、ちょっとイラっとしたことがあったので、早速試してみました。
それは、かなり年下の後輩、Aさんと食事をしている時でした。僕が誤ってAさんの足を踏んでしまって、Aさんはかなり痛がりました。当然僕が100%悪いので平謝りに謝りましたが、Aさんはその後も機嫌が戻ることなく、途中で帰ってしまいました。(一部フェイクあり。)
今回悪いのはもちろん自分だけど、普段からAさんを世話をしているという自覚があり、正直、「それくらい気持ちよく許してくれても良くない?」という気持ちが心のどこかにあり、そのためにAさんに対しても自分に対してもイライラしてしまいました。そこで、これは好都合とばかり、上記の方法を試してみたのです。
以下、回答です。
■「ジャッジメント・ワーク」
1.誰かに怒りを感じたり、悲しかったりした出来事を書いてください。
- 私は、[ Aさん ]に対して、[ ちょっとムカっとした ]。
- なぜなら、[ 全然許そうとしなかったから ]
2.あなたはその人にどのように変わってほしいですか?
- 私は、[ Aさん ]に対して、[ もっと優しくしてほしい ]。
3.その人がすべきこと/すべきでないことはなんですか?
- [ Aさん ]は、[ 僕に対して寛容に ]すべきである。
- [ Aさん ]は、[ 僕を邪険に ]すべきでない。
4.あなたが幸福になるために、その人はどうなる必要がありますか?
- 私は、[ Aさん ]に、[ もっと寛容に ]してもらう必要がある。
5.その人のことをどう思いますか?いくつでも書いてください。
- [ Aさん ]は、[ 恩知らず、もう仲良くならなくていい ]。
6.その人との間で二度としたくないことは何ですか?
- 私は、[ もう一緒に食事を ]したくない。
■「4つの質問」
1.先ほど書いた気持ちは本当でしょうか?(はいorいいえ)
- はい
2.その考えが本当に絶対言い切れますか?(はいorいいえ)
- はい
3.そう考えるとき、あなたはどんな気持ちになりますか?
- イライラする
4.その考えがなければ、あなたはどうなりますか?
- イライラから解放される
■「置き換え」
- 「Aさんは僕を大切にしていない」
1.「内容」を「反対」に置き換える
- 「Aさんは私を大切にしている」
2.「主語」を逆に置き換える
- 「私はAさんを大切にしていない」
3.「自分自身」に置き換える
- 「私は私を大切にしていない」
驚くことに、「置き換え」まで終わるとAさんや自分への怒りがなくなっていることに気付きました。
例えば僕は、「私はAさんを大切にしていない」という置き換えの文章を読んだ時はっとさせられました。本当に大切にしていたなら、「それくらい許してくれてもよくない?」なんて不誠実な感情は起きないでしょう。そうして考えると、僕がAさんに抱いている感情はナンセンスですし、その感情があるからイライラしているのであれば、無くしてしまった方がいいでしょう。
…ということを無意識に考えて、Aさんに対する苛立ちはほぼなくなってしまったのです。本当に綺麗さっぱり。これは「情報(考え)をデリートしている」という意味で「ホ・オポノポノ」にも似ています。
難点はちょっと長いことですが、「ABCDEモデル」などと違って、質問に答えていくだけでいいので、意外と簡単です。
ぜひ皆さんも試してみてください。
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