有体に言うと、「ポジティブになる方法」を言い換えたものになります。

他のポジティブ手法と類似しますが、面白いのでとりあげてみようと思います。

 

こんな本に書いてありました。

 

ソースは以下になります。

『スタンフォード大学の超人気講座 実力を100%発揮する方法』(シャザド・チャミン)

 

※アマゾンの紹介文より

■内容(「BOOK」データベースより)

本来の能力をフルに発揮できないのは、心の中に「妨害者」がいて、あなたの足を引っ張っているから。心はあなたの敵にもなり、最大の味方にもなる。心がどれほど自分の味方として働いているかを示す「ポジティブ・インテリジェンス」を知れば、人生は劇的に変わる!

 

■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

チャミン,シャザド

世界最大のコーチング組織CTIの前CEO。数百人のCEOと上級管理職にコーチングを行ってきた。それ以前はソフトウェア会社のCEOを務めた。心理学の学位に加え神経生物学の博士号を取得、電子工学修士、スタンフォードでMBA、現在、同校で「ポジティブ・インテリジェンス」を講義している

 

これが「ポテンシャルの全てを発揮する方法」だそうです。

 

ポジティブ・インテリジェンスを高めるとパフォーマンスが高まるという様々な研究結果が出ている。

  • PIの高い営業マンの売上は低い営業マンを37%上回る
  • PIの高い交渉人は契約をまとめる割合が高く、その後も良いリレーションを保つ
  • PIの高い従業員は欠勤が少なく、会社を辞める割合も低い
  • 医師のPIが高くなると、19%短い時間で正確な診断が下せる
  • PIの高いCEOのもとでで働くチームは満足度が高く、高い成績が挙げられる
  • PIの高いマネージャーが率いるチームの方が平均で31%高い実績を上げられる
  • 60のチームを比較した結果、チームの業績を予測する最も有効な要因はPIであった
  • アメリカ海軍では、PIの高い指揮官の艦隊の方が能率・整備で年間表彰を受ける割合がはるかに高かった

 

 

これが「PIを高める3つの方法」だそうです。

 

1.PIを妨げる「妨害者」の力を弱める

「妨害者」は自他の過去の過ちや現在の欠点を責める。これを弱めるには、妨害者が生み出す思考や感情を冷静に観察し、1つ1つにラベルを貼っていくことだ。ネガティブに侵されそうになったら、「自分はダメだ」ではなく、「妨害者が自分はダメだと言っている」という自覚的な意識の光を当てる。そうすれば妨害者は雪だるまのように溶けてしまう

 

2.PIを促す「賢者」の力を強める

悲劇的な出来事が起きたら、その状況をチャンスに変えるシナリオを少なくとも3つ以上考える。そのためには、以下の「賢者の5つの力」を利用する。

 

3.PIの筋力を強化する

様々なシーンで、現在に意識を集中する。(「マインドフルネス」に近い)

 

これが「PIを促す賢者の5つの力」だそうです。

 

1.共感力

「妨害者」からの叱責を打ち消す際に有効。そのためには、自分自身や他人が子供でいるところを強くイメージして、共感や愛情を示す

 

2.探求力

問題を深く理解してより良い道を選ぶ時に有効。そのためには、人類学者のように、状況を判断したり、コントロールしようとしたりせずに、物事をありのままに捉えるための客観的な情報を集め、冷静に分析する

 

3.革新力

古典的な方法ではなくまったく新しい方法が必要とされる際に有効。そのためには、アイデアを思いつくたびに、「確かにこのアイデアのいいところは…だ。更に、…」と述べていく。

 

4.方向付け

複数の選択肢から最適なものを選ぶ際に有効。そのためには、人生の最期から振り返った時に、今まさに直面している選択肢がどう見えるのか、そこから見ると、どんな選択をすればよかったと思うか考える

 

5.実行力

どの方向に進めばいいかわかっているのに、妨害者が妨害してくる際に有効。そのためには、心の中で一番強い妨害者の立場に立って、どんな意地悪なことを言ってくるかを先回りして予想する。

 

 

上記をどのように考えるか。

 

「PIを高める3つの方法」のうち、「3.PIの筋力を強化する」は個人的に、あまり効果があると断じることはできません。過去にマインドフルネス的な瞑想を数年以上、続けてきましたが、PIも含めてあまり自分で変わったという実感を持てないからです。

それに対して、「2.PIを促す「賢者」の力を強める」に関してはかなり有効であると考えています。物事は裏表あるもので、ピンチは最大のチャンスである、というのはよく言われることですが、僕が最近最もそれを感じたのはコロナ禍です。

僕の個人コンサルティングではそれまで、対面を前提としていたため、面談場所の確保や移動時間、それにかかるコストなどがわりと頭を悩ませていたですが、このコロナ禍でオンラインミーティングが一般化して、弊社もオンライン面談に切り替えたため、上記の悩みが一気にすべて解決したのです。どんな悲劇的な出来事も、それを利用することはできるんだなと痛感する出来事でした。

最後の「PIを妨げる「妨害者」の力を弱める」ですが、これは未知の方法で、早速最近少しヘコむ出来事があったので、試してみました。

 

上記を試してみた結果。

 

最近、あるプチ失敗をして、思い出す度に胸が苦しくなっていたのですが、心の中で「いや、これは『妨害者』が意地悪を言っているだけだ」と思ってみたところ、たったそれだけで嘘のように気持ちを切り替えることができました。

やってみてわかったのですが、「失敗した自分」の罪を「妨害者」になすり付けることで、自分の気持ちと切り離すことができるのですね。多重人格の人が、辛い自分の記憶を他の人格に転嫁することで自我を保つのと似たようなメカニズムなのだと思います。

今回はそこまで大きな失敗ではなかったので、次は、もっとメチャクチャヘコむことがあった時にも有効なのか、そうしたことが起きた際に(起きないに越したことはないですが)試してみようと思います。

 

mailimg

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