サム・ウォルトン氏は、世界最大の小売業者、ウォルマートを創設した人物です。「フォーブス」によると、1985年から1988年まで世界一の富豪だったようです。
下記の書籍から、彼の成功哲学を見ていきたいと思います。
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『私のウォルマート商法 すべて小さく考えよ』(サム・ウォルトン)
※アマゾンの紹介文より
創業以来わずか40年で売上高世界第1位に急成長した、小売業チェーンのウォルマート。創業者サム・ウォルトン亡き後も、その経営哲学・ビジネス戦略は受け継がれ、ついに世界を席巻した。田舎町の商人から巨大企業へと導いたサムの起業理念、不屈のケチ精神、比類なきアイディア、お客や従業員への思い、家族への愛など、身近な人々のエピソードで綴った自伝。ビジネス成功への鍵はここにある。
同書から、彼の成功哲学を拾ってみたいと思います。
- 見栄を張ることにお金を使わない
- 成功者を称賛し、真似する
- スポーツをする(競争心を養う)
- 出会う人すべてにこちらから声をかける
- 競合を観察し、模倣する
- 毎朝、何か改善しようと決心して起きる
- 全てを黄色いノートにメモする
- 1商品を選んで魅力を引き出す
- あらゆる競争相手を研究し、長所を探す
- 相手が疲れるまで一貫して主張して通す
- クレイジーなことをする
- 贅沢をしない
- 3m以内にお客さんが来たら必ず「何かお手伝いしましょうか?」と尋ねる
- 逆流に向かう
上記を見ると、色々な成功者が語る「成功要因」の殆どを彼は実践していたのだなあと感心します。
幾つか、僕が思うポイントを挙げてみたいと思います。
1.誰にでも声をかけ、ファンを作る
彼はコミュニケーション能力が非常に高く、誰からも慕われていたようです。その秘訣は、相手の身分に関わらず、気さくに話しかけ、誰に対しても長所を見るようにしていたようです。それによって、彼のファンを増やしていっています。
2.相手を模倣し、いいところを盗む
そして同時に、彼はただの「いい人」ではなく、相手のいいところを見抜き、1つでも自分(自社)より優れているところがあれば、堂々と模倣し、盗んでいったそうです。ある能力開発研究によると、一流の道を目指すならまず「模倣する」ことが最も有効な習熟方法だと言いますが、彼はこれを愚直に実行していたのです。
3.いいところを引き出し、アピールする
2とも似てますが、彼は自社製品の1つをとりあげては、その商品のアピールポイントを探し、それを訴求するのが抜群にうまかったようです。これは小売店としては決定的なスキルだと思いますが、それもこれも「いいところを見つけよう」という意識を常に働かせていたからできたのだと推測されます。
4.何でもメモする
マーク・ザッカーバーグなど、優れた権力者には多いと言われている習慣ですが、彼はいつも黄色いノートを持ち歩き、何でもとにかくメモすることを徹底していたそうです。メモをとると、あとで見返すことが出来ることに加え、情報を整理して熟考することに繋がるので、優れたアイデアが創出しやすくなると言われています。
5.相手が何と言おうと主張を押し通す
成功者たちはどんなに反対されても、自分が正しいと思ったなら、頑強に自分の意見を押し通し、決して曲げることはありません。自身が認めているように、ウォルトンもまたそうだったようです。それくらいの意志がなければ、世界一のお金持ちになり、世界一の小売業の経営者にはなれないのでしょうね。
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