世の中には様々なダイエット法が紹介されていますが、下記の書籍は、ダイエットに関する心理学的な実験結果などを通じて、食欲を抑えることなく痩せる方法を示したものです。
かなり著名な本で様々な著書で引用されていますので、ご存知の方も多いかもしれませんが、今回はこれを見ていきたいと思います。
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ソースは以下になります。
※アマゾンの紹介文より
無意識の食べ過ぎこそが肥満の正体だ。ドクター・ワンシンクが20を越える実験で実証した食行動の真実。空腹感以外にこんなにも影響を受けている食生活。
(著者略歴)
ワンシンク,ブライアン
アイオワ州出身。1990年、スタンフォード大学でマーケティングの博士号を取得。経営管理学、栄養科学、農業経済学、消費者経済学について、イリノイ大学、コーネル大学等で教鞭をとる。1992年にイリノイ大学に「Food & Brand Lab(食品・商標研究所)」を設立(2005年にコーネル大学へ移動)、広告やパッケージが食生活に及ぼす影響などに着目しつつ、人々の食生活改善のための研究を推進、フード・サイコロジストとして話題を集めている。
- 人間の満腹感はまったく当てにならない。いつもより摂取カロリーが100kcal増えてようと100kcal減ってようとまず気づくことはない。そのため、少ない食事で満腹になるようにしていけば、食欲をまったく抑えることなく痩せていくことができる
- 実験によると、Mサイズの容器をLサイズに変えても、Mサイズと同じ量だと思って多めの量を食べてしまう。しかもLサイズに変わったことにはまったく気づかない。それは「器の大きさに占める食事の分量」に満腹感が影響されるからである。なので、なるべく少なめのお茶碗にご飯を盛りつければ、いつもより少ない量でも満腹感を味わうことができる。
- 実験によると、食べた皿をすぐに片付けるよりも、食べた分の皿をそのまま置いておいた方が食べる量が少なくなる。これは、食べた分がより視覚的にわかるとたくさん食べたように感じるからである。このため、食べる分をすべてお皿に並べた方が少ない量でも満腹感を味わうことができる。
- 実験によると、テレビや新聞、雑誌などを見ながら食事をすると見ないで食べるよりも多く食べるようになりがちである。これは、それらを見ることで注意散漫になりどれだけ自分が食べたかを忘れてしまうからだ。できるだけそれらは見ないで食べた方がいい。
- 同じように、人は会食などの際に多く食べがちになる。これは同席者が食べ終わるまで食べ続けてしまうからである。人と一緒に食べるときはなるべく遅めに食べ始めて、ゆっくり時間をかけて食べるとよい。
心理テクニックを応用して、無理に食欲を抑えることなく痩せるコツが書かれています。
具体的な戦略を再度整理すると、
- なるべく小さい器に盛りつける
- 食べ終わったらすぐ片付けず、空の皿を置いておく
- 食事中はテレビをつけない
- なるべく会食は避ける
などになると思います。
ちなみに僕自身もこの本を読んで、上記の方法を試してみたのですが、あまり劇的に体重が減ったということはありませんでした。もう少し色々な戦略が書いてあるのかなと期待して読んだのですが、思ったより使える戦略が少なかったというのが正直なところです。
まああまり効果がなかったのは厳密なカロリーコントロールなどをしていなかったからかもしれないので、ふだん行なっているダイエット法に上記を加えることで少しは効果があるかもしれません。
上記の中でも、「なるべき小さい器に盛りつける」というのは実行が容易でかなり使える戦略ではないかと思います。逆に、「会食を避ける」というのは、個人的にはまったく逆で、人と会話して食べているとおしゃべりに夢中になってあまり食欲がわかなくなるので、僕自身は誰かと会食する機会が多いほど、体重は減りやすくなる傾向があります。…というのはあまりにも個人的な事情なので参考にならないかもですが。。
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