仕事が出来るようになるにはどうしたらいいのか?

言い換えれば、個人の業績を上げるにはどうしたらいいのか?

この問題について徹底的に分析した結果があるようなので、今回はこちらを見ていきたいと思います。

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こんな本に書いてありました。

 

 ソースは以下になります。

 

『GREAT @ WORK 効率を超える力』モートン・ハンセン

※アマゾンの紹介文より

本書では新時代の「トップ・パフォーマー」に求められる「7つの習慣」が明らかになる。

人より短い時間でズバ抜けた成果を上げるには、何をして、何を削ぎ落とせばいいのか?

「とにかく早く帰れ」「残業はするな」「職場をホワイト化しろ」という昨今の「働き方改革」のかけ声だけでは、業績向上は望めない。著者が展開する「賢く働く」という主張は、これとは似て非なるものだ。「することを減らす」のは、あくまでも手段にすぎない。「生産性の向上」の本丸はどこにあるか――。本書はその問題に明確な指針を与えてくれる。

(著者略歴)

ハンセン,モートン

経営学者。これまでにハーバード・ビジネス・スクール、欧州最大のビジネス・スクールINSEAD(フランス)で教鞭をとり、現在はカリフォルニア大学バークレー校教授(Management Professor)、「アップル」社が運営するアップル大学教授。また、「世界でもっとも影響力のある経営学者」のランキングである「THINKERS 50」の一人にも選ばれ、グローバルに活躍する一流の企業人に強い影響力を持っている。

 

 

これが「個人の業績を上げる方法の概要」だそうです。

 

  • モートン・ハンセンは、「具体的にどのような行動が高い業績に結び付くか?」という問題を調べるために、200以上の学術論文や、数百人の管理職・経営幹部と交わした議論から得た知見をまとめ、プロフェッショナル120人に詳細なインタビューを行ない、300人を対象に予備調査を行ない、以下の7つのファクターを発見した。
  • この7つの方法に関して5000人を対象に調査を行ないその結果を回帰分析したところ、この7つの方法によって個人の業績の差の66%までもが説明できることがわかった。
  • 更に、仕事の幸福度の差に関してもこの7つの方法で29%まで説明できる

 

 

これが「個人の業績を上げる7つの方法」だそうです。

 

  1. 優先すべきことをいくつかに厳選し、そうして選んだ分野に大きな努力を注ぐ(業務範囲の重点化):することの数を減らして、その分徹底的にこだわる
  2. あらかじめ定められたゴールに到達するだけでなく、新たな価値を生み出すことに重点を置く(仕事の再設計):「他者へのメリット」「仕事のクオリティ」「効率性」の3軸で仕事の価値を測る
  3. 機械的な反復練習を避け、技能を伸ばす練習を行なう(質の高い学習サイクル):「実行」⇒「評価」⇒「フィードバック」⇒「軌道修正」⇒「再実行」…という学習サイクルを回す
  4. 自分の情熱を強い目的意識と一致させられる役割を探す(内的動機付け):「情熱(自分の好きなこと)」と「目的(貢献できること)」の重なる領域で仕事をする
  5. 他者の支援を得るために心理戦術をうまく使う(しなやかな主張):象徴的な写真や動画や実演やストーリーを見せて、彼らを怒らせ、不安にさせ、あなたの提案する将来の目標についてワクワクさせる
  6. 無駄な会議を減らし、参加する会議では白熱した議論が必ず起こるようにする(厳密だが、オープンなチームワーク):多様性を重視し、安心して発言できる環境を作り、自分の考えを押し付けない
  7. 部門横断プロジェクトに参加する場合は、どれに参加するかを注意深く選び、生産性の低いプロジェクトははっきりと断る(ほどよい協働):コラボレーションする場合は、説得力のある理由と共通目標、成果報酬とリソースを設定し、不信感は早めに解消しておく

 

上記をどのように考えるか。

 

かなりの良書でした。面白かったです!

本書は「個人の業績を上げるための研究結果」ですが、成功者に関する研究結果とかなり重なる部分がありました。考えてみると、社会的成功を収めるためには当然個人の業績を上げる必要があるため、当然と言えば当然の帰結です。

まず、1に関しては一言で言えば「選択と集中」であり、例えば「成功者500人の8つの法則」に出てくる「フォーカス」という考え方と一致します。

また4に関しても「情熱」(好きなことをやる)×「目的」(貢献できることをやる)という考え方は、MPSプロセスとかなり近い概念です。(MPSは「情熱」×「強み」×「意義」で定義しますが、意味するところはほぼ同じでしょう。)

3に関しては一言で言えばいわゆる「PDCA」という考え方であり、本書にも述べられている通り限界的練習と同じ概念ですし、更に言えば各種の目標達成理論はほぼこのPDCAの概念を含んでいます。

これらを組み合わせて考えていくと、社会的成功をおさめ、個人の業績を上げるには、

・「好きなこと」かつ「貢献できること」に集中する

・実行し、評価し、フィードバックし、軌道修正するというPDCAサイクルをまわす

ということが肝要であると考えられます。

僕自身が行なっている個人コンサルティング手法は、だいたい上記と一致しているので、コンサルティング内容が理論的にも妥当性があることがわかって良かったです。

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