世の中の自己啓発書には、様々な「願望を叶える」方法が提示されています。アファメーションやビジュアライゼーションはその典型ですが、下記でご紹介する本では、一風変わった、けれども非常にシンプルで現実的な方法が提示されています。すなわち、「頼む」という方法です。
これがとても面白かったので、今回はこの「頼む」という願望達成方法を見ていきたいと思います。
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ソースは以下になります。
『アラジン・ファクター 願いをかなえる成功のランプ』(ジャック・キャンフィールド&マーク・ヴィクター・ハンセン)
※アマゾンの紹介文より
お金、仕事、恋愛、健康、人間関係、etc…。あらゆる願望を現実にする「成功のランプ」は、あなたの心の中にも隠されています。ちょっとした”行動”さえ恐れなければ、あなたの人生は劇的に変わるのです。本書では、成功のランプを操って幸せな人生を手に入れた人たちの教えを、最高のメンターとして知られる2人の著者が伝授します。さあ、あなたも本書を通じて、輝かしい人生へのきっかけを手にしてください。
(著者略歴)
ジャック・キャンフィールド Jack Canfield
「セルフエスティーム・セミナー」の中心人物として、多くの講演活動を精力的にこなす。人の持つ潜在能力を開花させることの第一人者。多くの人に問題をポジティブに解決してゆくヒントを与えている。マークとの共著『こころのチキンスープ』シリーズ(ダイヤモンド社など)は、さまざまな言語に翻訳されて世界で一億人以上の読者に感動を与えている。最近では、ベストセラーになった『ザ・シークレット』(角川書店)のメンターの一人としても知られている。
マーク・ヴィクター・ハンセン Mark Victor Hansen
能力開発セミナーの主催者として、講演旅行で毎年三〇万マイルを飛び回る。テレビやラジオへの出演も多数。これまでにレクチャーした相手は軽く一〇〇万人を超える。ジャックとともに、自己啓発分野でのアメリカを代表する最高のコーチの一人で、特にセールスやオーディオプログラムを得意にしている。築き上げたビジネスを短期間でなくすという経験をしながら、再び成功者としての地位を手にした人物でもある。著書多数。
- 人生を効率的なものに変え、あらゆる願いを叶えることができるたった1つの行動とは「頼む」ことである
- 多くの人は「頼む」ことを忘れ、本当に欲しいものよりも少ないところで手を打っている
- 多くの人は「拒絶される恐怖」に縛られ、「頼む」ことをやめ、ついには頼もうとさえ思わなくなってしまう
- 一言頼めば手に入るかもしれないお金や仕事、手助けなども、頼んでみなければ決して手に入ることはない
- 自分が何を欲しているのか知っている
- 自分にそれを受け取る資格があると信じている
- 自分は手に入れられる自信がある
- それを手に入れるための情熱を持っている
- 拒絶される恐怖から逃げずに行動する
- 最初からすべてが手に入るわけではないことを知っている
- しつこいくらいに頼み続ける
1.手に入るのが当然だと考える
- 前向きな期待を持つ
- 全てがうまくいっているというイメージを持つ
- できると確信する
2.与えられる人に頼む
- 望むものを誰が提供できて、誰ができないのかを把握する
- それを熟知している人に頼む
- 現場担当者に聞く
3.頼みははっきりと、具体的に求める
- お願いごとが具体的にする
- 望むものを言葉にし、望まないものは口にしない
4.心からお願いする
- 真摯に、情熱をもって頼む
- 目的や大義への抑えがたい情熱を表明する
- 目を見つめ、優しい声で頼む
- 尊敬と敬意を払う
5.ユーモアと創造性をもって頼む
- その場に合ったユーモアを持つ
- クリエイティブな頼み方をしてみる
6.まずはこちらから与える
- プレゼントを用意する
- 称賛や誉め言葉を贈る
- 相手側への利益を示す
7.繰り返し、繰り返し頼む
- 受け入れる人に辿り着くまで頼み続ける
- 一定確率で受け入れる人がいることを理解する
- 同じ人に何度も頼む
8.抵抗にうまく対処する
- 拒絶されても冷静さを保つ
- ノーを礼儀正しく受け入れる
- ノーの理由を聞いて次への糧とする
率直に言って、タイトルからしてスピリチュアル系の自己啓発書かと思って読み始めたのですが、予想に反して非常に現実的な本で面白かったです。
上述のように、本書は主に「頼む」ことの重要性を訴える本となっています。アファメーションやビジュアライゼーション系の手法ばかり調べていた僕にとってはちょっと目からウロコな方法論でした。
以前、世界の大富豪について調べていたとき、彼らに共通する行動特性の1として、「欲しいものはあらゆる手段を使って手に入れる」というものがありました。(拙著、『大富豪の伝記で見つけた1億稼ぐ50の教え』参照)ドナルド・トランプ大統領などはその典型ですが、彼らは欲しいものを実に率直に「私はこれが欲しい」と告げます。そして相手が大物であればあるほど、誰かを助けたいという欲求を持っているもので、案外あっさりと望むものをくれたりするものです。(…というエピソードが大富豪の伝記の中には死ぬほど出てきます。)
ただ一方で、僕は個人的に、誰かに何かを要求するという行為は心のどこかで「卑しい行為」だと感じてしまいます。なので、「頼む」という行為にある種の抵抗感がどうしても拭えません。
ただし唯一、僕が「頼む」という行為ができるシチュエーションがあり、それは「これは誰かのためになる」「これは社会のために役立つ」という動機がある場合です。こうした「大義」がある時のみ、僕はその抵抗感が薄れ、「頼む」という(図々しい)行為に対して自分に許可を出せるように感じます。
そういうわけで、本質的に「卑しい行為」をしていると感じている以上、万が一にも相手に失礼のないようにしたいと僕は思いますので、上記で挙げられた、
- 心からお願いする
- ユーモアと創造性をもって頼む
- まずはこちらから与える
などのポイントは非常に役立ちそうです。僕自身、これらを忘れないようにして、今後「頼む」という機会を増やしていきたいと思います。
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