今日ご紹介するのは、悩みや行き詰まりを感じた時に、ピンチを脱出する方法です。
「ブレイクアウト」という手法で、下記の本に載っています。
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ソースは以下になります。
『ブレイクアウト!―ハーバード・メディカル・スクールが教えるNo.1自己啓発原則』(ハーバート・ベンソン)
※アマゾンの紹介文より
ストレスがなくなり、集中力、生産性、能率が驚くほど上がる方法! このわずかな違いがあなたを成功者へと導く! すべての人必読!
全世界で500万部以上のベストセラー著書が明かす、No.1自己啓発原則! 著者は、ハーバード・メディカル・スクールの教授であり、生産性、創造力などのビジネス能力、また人間関係、運動能力、若返りなどの能力をいかにして飛躍的に高めるかを長年研究してきた。その成果として著されたのが本書である。
人間の行動にはストレスがある。何かを成すときには、ストレスが必要だが、ストレスが過度になるとパフォーマンスは著しく衰える。「ブレイクアウト」とは、努力をしても報われずストレス過多になったときこそ「流れに身を任せる」「音や風景、信念に浸る」ことで脳から酸化窒素が放出され、ストレスから開放されてピーク体験を味わうことである。
それは、マラソン中に起こる「ランナーズハイ」に似たものである。
ピーク体験が生じるとストレスはなくなり、誰もがビジネスやスポーツ、健康において最高のパフォーマンスが可能となるのである。
(著者略歴)
ベンソン,ハーバート
ハーバード・メディカル・スクール教授。マインド・ボディ・メディカル協会の創設者兼会長
プロクター,ウィリアム
大ベストセラーとなったハーバート・ベンソン博士との共著『リラクセーション反応』をはじめ、著書および共著書は80冊以上にもおよぶ。
- 「ブレイクアウト」とは、何か壁にぶつかった際に、その問題を解決するための自己認識、創造性、生産性、パフォーマンス、精神性などを高めることができる手法
- 具体的には、下記の「ブレイクアウトのトリガー(引き金)」を引くことで、自身を悩ます問題からいったん距離をとる。
- そうすることで、新しいアイデアまたは高いレベルのパフォーマンスを創出することができる。
1.精神的なトリガー
- 祈り
- 瞑想
- 黙考
- 太極拳・気候・ヨガなど
- 肯定的な言葉・有意義な言葉を唱える(アファメーション)
- チャペルや礼拝堂に静かに座る
2.音楽的なトリガー
- お気に入りの音楽を聴く
- モーツァルトやバッハの音楽を聴く
- 慣れ親しんだ曲を演奏する
3.文化的なトリガー
- 絵画や彫刻などの芸術作品を鑑賞する
- 詩やスピーチ、散文などを読む・聴く
- 静かな建物の中で静かに座る
4.水に関するトリガー
- シャワーを長く浴びる
- 風呂に入る
- プールに入る
5.身なりに関するトリガー
- ひげを剃る
- 化粧をする
- 髪をとく
6.体操に関するトリガー
- ウォーキング、ジョギング、エアロバイクなど(15分以上)
- スポーツ観戦
- 瞑想と運動の組み合わせ
- ゴルフ
- ゴルフレンジやバッティングセンター
7.繰り返しの動作のトリガー
- レース編み
- 規則正しい呼吸
- ドラミング
8.自然のトリガー
- 庭に静かに座る
- 海岸や山脈を眺める
- 森を散策する
- 魚釣り
9.家事・庭仕事のトリガー
- 皿洗い
- 園芸
- 家の修繕
- 料理
- 洗濯物
10.降伏のトリガー
- その問題をどうにかするのを諦める
- 「最悪のシナリオ」をイメージしてそれを受け入れる
11.レストランのトリガー
- 静かなレストランに一人きりまたは気の合う友人と2人で食事をする
12.動物・ペットのトリガー
- ペットと一緒に静かに座る
- 動物と遊ぶ
- 水槽の中の魚を眺める
13.自己犠牲のトリガー
- 他人を援助する重要な活動に携わる
- 自分自身やその問題に焦点を当てるのをやめて、ほかの人のニーズに目を向ける
14.ブレインストーミングのトリガー
- 仲間と共通の問題について意見交換する
- 共通の関心ごとについて家族や友人と話し合う
- ブレイクアウトをするためのネットワークを形成する
正直、久々に読みにくい本でした。「ブレイクアウト」という手法が何の役に立つのかがよくわからず、2~3回読んでやっと理解できました。
悩みを解決する方法、あるいは創造的なアイデアを思いつく方法として、「一旦そのことを忘れる」「リラックスする」という考え方は突飛なものではなく、むしろ古くから提唱されている考え方といってよいでしょう。また、お風呂に入っているときや散歩をしているとき、ふといいアイデアが思いついた経験は多くの人があるのではないでしょうか。
著者のハーバート・ベンソンはハーバード・メディカル・スクールの教授だそうですが、医学的な専門家がこうした方法論が効果があると認めているところにこの本の価値があるのではないかと思います。
ところで、長々と記述されている「ブレイクアウトのトリガー例」ですが、その多くはロバート・E・セイヤー教授の著書、『毎日を気分よく過ごすために』の中で、緊張状態を解きほぐしてリラックスするための手法として挙げられている例と酷似します。(10はカーネギーの『道は開ける』の中にある問題解決法と同じです。)
人は閉塞状態や緊張状態にあるとき、パフォーマンスが落ち、創造的なアイデアが出なくなります。これを解くためのリラクゼーション例として、上記のリストは非常に役立つのではないかと思います。また逆に言うと、自分がリラックスできる方法であれば上記以外の方法でも良いのでしょう。
僕自身は文章を書くことがリラックスするための最適な方法のようで、よく悩んだとき、ストレスを感じたときは、ノートにひたすら自分の気持ちを殴り書きします。そうすると、だんだんと自分が客観視できて冷静になるのを感じます。
このように、自分に合ったリラクゼーション法を試してみるとよいのではないかと思います。
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