ポール・アレン氏は、ビル・ゲイツ氏とともにマイクロソフト社を創業した人物として知られています。世界の歴代資産家の中にも上位に入るお金持ちの一人です。
彼の成功哲学を見ていきましょう。
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『ぼくとビル・ゲイツとマイクロソフト アイデア・マンの軌跡と夢』 (ポール・アレン)
※アマゾンの紹介文より
マイクロソフトのもう一人の創業者、ついに語る。ビル・ゲイツとの出会い。アイデアのポールと現実主義のビル。裏切りと離別。その後のアイデア・マンとしての人生―NBAやNFLなどのスポーツ、宇宙旅行、音楽、人工知能、脳地図―好奇心の飽くなき探求。新しい時代を創ったアイデアの人ならではの夢への挑戦を描いた自伝。
同書から、彼の成功哲学を拾ってみたいと思います。
- 好奇心を抑えない
- 資格がないのに学校で学ぶ
- 興味があることだけに没頭する
- ぶっ通しで働き死んだように眠る
- 常に業界動向を調べる(図書館など)
- 子供の頃の空想を持ち続ける
- 図書館の本を読みつくす
ポール・アレンはビル・ゲイツと共にマイクロソフトを創設した人物です。
彼の人生を見ると(まだ存命ですが)、「好奇心の鬼」という印象で、マイクロソフトを辞めた後も、NBAチームやNFLチームを買収したり、民間企業による宇宙飛行を目指しベンチャー企業を設立したり、大ファンだったジミ・ヘンドリックスの博物館を作ったり、地球外生命体を探索するプロジェクトを支援したりするなど、知的好奇心の赴くがままに精力的な活動を続けています。
彼のこうした行動力を培ったのは、個人的には「読書」だったのではないかと思います。本人によれば、幼い頃からSFや科学書が大好きで、公立図書館の本は全て読み尽くし、父の勤務する大学図書館の専門書を読み漁っていたと言います。そうやって空想力を育んだ彼は、最新のコンピュータを開発するだけでなく、宇宙旅行や生命科学など様々な分野で活躍をしています。個人的にはすごく羨ましい人生です。
読書は、知的好奇心を育み、そしてそれは前に進むための強力なエンジンになってくれます。本を読みなさい、とよく言いますが、何も小難しい本を読むのが大事なのではなく、「知的好奇心を育む」ということが読書のもたらす最大のベネフィットなのではないかと思います。
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