昨日と同じ、『人蕩し術』からの引用です。
作者は「無能唱元」というお坊さんの方で、基本的には仏教などの東洋思想をバックボーンにされているようなのですが、主張していることはD・カーネギーやジグ・ジグラー、あるいはポジティブ心理学などの知見とも一致することも多く、とても興味深いです。
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※アマゾンの紹介文より
思いのままにヒトを虜にする、「人蕩し術」とはどのようなものか。太閤秀吉と本田宗一郎の事例をあげ、自分の思い描く夢や願望を確実に達成する方法を紹介する、著者20年におよぶ「人蕩術」の集大成。
■悩みを消失する方法
悩みとは緊張状態にあること、なので、
- 努力と才覚で欲するものを手に入れて緊張を緩める
- それが得難いことを知り、諦めることで緊張を緩める
と、消失する。
■自己重要感を高める方法
- 自己の才能を表現し、世間にそれを認めてもらうこと
- 他人のために役に立つようなことをすること
- 自己暗示をかけること
⇒例:「私は優れた人間である」という言葉をゆっくりと3回以上唱える
■思念を整える方法
- 過去の失敗体験を忘れ、成功体験を思い返しては喜ぶ
- 未来に対しても失敗を想像せず、成功を想像しては喜ぶ
「悩みを消失する方法」で面白いのは、特に「2」の方です。考えてみると、悩みというのは何らかの変化を望んでいるかから生じるわけで、それを諦めてしまえば消失してしまいます。
これだけ聞くと非常に消極的なようですが、カーネギーの「悩みを解決するための魔術的公式」でも、一旦、「最悪な状況に従う覚悟を決める」というステップがあります。一旦、諦観や覚悟を決めて、緊張状態を緩めてから、冷静にトラブルシューティングに立ち向かうというのは、とても重要なようです。
「自己重要感を高める方法」は、ジグ・ジグラーの提唱する「自分に自信をつけるための14のアイデア」の論旨と概ね一致します。特に個人的な経験から言うと、「3」の自己暗示の効果は非常に高いです。
「思念を整える方法」も、「幸福になると科学的に証明されたエクササイズ」の、「理想の未来を書き出す」「過去の幸せだった出来事を書き出す」というものと一致します。
このように、東洋的思想?が西洋の各種研究結果と一致を見るのはとても興味深いところです。
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