昨今、ビジネスの世界で「リーダーシップ」という概念が重視されるようになってきました。単純な「マネジメント」との違いは、他の人たちの方向を設定し、ある方向に整列させ、モチベーションをコントロールするところにあると言われています。
それでは、優れたリーダーになるにはどうしたらいいのでしょうか?以下で、リーダーシップについて長年研究をしていたウォレン・ベニス教授が挙げている「あらゆるリーダーが持っている5つの要素」から見ていきましょう。
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(著者について)
南カリフォルニア大学経営管理学教授。同校のリーダーシップ・インスティテュート創設者。レーガン、カーターなど四人の大統領顧問、国際的大企業や各国政府のアドバイザー、ハーバード大学ケネディ校公共リーダーシップセンターの諮問委員会委員長など、多彩な活躍で世界中から尊敬を集めるリーダーシップ研究の第一人者。著書多数。主な著書に『こうしてリーダーはつくられる』(ダイヤモンド社)『リーダーシップの王道』(新潮社)『「天才組織」をつくる』(日本能率協会マネジメントセンター)など。米カリフォルニア州サンタモニカ在住。
- 指針となるビジョン
- 情熱
- 誠実さ
- 信頼
- 好奇心と勇気
1.指針となるビジョン
- リーダーは公私において自分が何をしたいのかをはっきり理解し、自分のしたいことを貫く強さを持っている
2.情熱
- リーダーは人生に対する情熱、自らの役割、職業、行動方針に対して情熱を持っている。自分のしていることに愛情を持ち、楽しんでいる
3.誠実さ
- 誠実さとは、①自分の強さ・弱さ、欲求、価値観などを知っていること、②自分の行動の原則から離れず、根本的な部分で健全かつ完全であること、③経験を通して成長して成熟していること、の3点から成り立っている
4.信頼
- リーダーは他者から信頼されている
- そのために、「一貫性(常に首尾一貫していて、初志貫徹する)」、「言行一致(自分が言ったことを実行する)」、「頼りがい(ここぞというときに仲間を支援する)、「誠実さ(誓ったことや約束したことを必ず守る)」などを持っている
5.好奇心と勇気
- リーダーはあらゆるものに興味を持ち、貪欲に学ぶ
- リーダーは進んでリスクをとり、実験し、新しいことに挑む
- リーダーは失敗を恐れず、間違ったときはその事実を受け入れる
社会的成功を収めようと思ったら、何らかの形で人の上に立ち、人を動かしていく立場になる必要があるでしょう。なので、「リーダーが持っている要素」とは、「社会的成功を収めるための要素」と言い換えてもいいかもしれません。
そういう意味では、他の研究結果に出てくる「成功者になるための原則」みたいなものとよく類似しています。
例えば、
- 自分の目標を立て、それを実行する
- 自分の好きなことに情熱を持って取り組む
- 自分の価値観や原則に忠実でいる
- 自分の言ったことに責任を持って行動する
- あらゆることに関心を持ち、あらゆることに挑戦する
という言い方に変えると、現在リーダーでない人にも採り入れられる行動指針になるかもしれません。
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