「引き寄せの法則」は、ロンダ・バーンの『ザ・シークレット』によって有名になりましたが、類似する手法は、これより以前に出版された自己啓発書にも多数掲載されています。

最も著名な自己啓発書の1つ、『思考は現実化する』(ナポレオン・ヒル)もその例外ではありません。以下に記述する「深層自己説得法」がその1つであり、今回はこれを見ていきたいと思います。

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こんな本に書いてありました。

 

 

『思考は現実化する』 (ナポレオン・ヒル)

 

 

※アマゾンの紹介文より

あなたのこころをドンと揺さぶり、新しい人生を開眼させる世界的名著。ナポレオン・ヒルの「成功哲学」、新装版で登場。

 

 

これが「深層自己説得法」のやり方です。

 

 

①誰にも邪魔されない静かな場所で、達成したいと思っている願望と、いつまでに達成したいかを書いたものを読み上げる。自分で自分の声を聞き、既に願望を達成した自分をイメージする。

 

例:「5年後までに、私は1億円手に入れます。この金が5年の間にだんだん貯まってきます。私はこの金を貯めるために最善を尽くす覚悟をしています。私はこの金を手に入れることを確信しています。私は確固とした信念を持っています。ですから、その金は手で触ることができるほど、はっきり心に描くことができます。」

 

②あなたがしたいと思っている姿が目に見えてくるまで、つまりこの暗示が心の中で本当に自分のものになるまで、毎朝、毎晩繰り返す。

 

③その宣言文はよく見える場所に貼っておく。夜寝る前に読み、朝起きたらすぐ読む。

 

上記をどう考えれば良いか。

 

以前に紹介した、「願望達成の6箇条」と非常によく似ています。ただ、強調されている点に少しだけ相違があり、「願望達成の6箇条」は、①「実現したい具体的願望」、②「そのための代償」、③「最終期限」、④「詳細な計画」という、紙に書きこむべき要素を強調しているのに対して、こちらの「深層自己説得法」では、「読み方」、つまり、「心の中で本当に自分のものになるまで繰り返す」という点が非常に強調されています。

アファメーションの本質は、願望達成をした仮想現実を無意識に染み込ませ、信じ込ませるところにあります。なので、その手段は、「紙に書く」「声に出して読む」「イメージする」など様々ですが、無意識が信じ込みやすい方法なら何でもいい訳です。

つまり、「願望達成の6箇条」は「紙に書く」上でのポイントを強調し、「深層自己説得法」では「声に出して読む」「イメージする」上でのポイントを強調しているという違いはありますが、本質的には同じことを言っていると考えて良いでしょう。

ただ、「あなたがしたいと思っている姿が目に見えてくるまで」とか、「手で触ることができるほど、はっきり心に描く」というのは口で言うのは簡単ですが、実際には非常に難しいです。言わば、頭おかしくなれ!と言われているようなものな訳ですから、たとえ頭がおかしくなってでも絶対に叶えたい、という信念と覚悟がないとここまで明確なイメージをするのは困難でしょう。

 

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