人の価値観は千差万別で、極論、人の数だけ存在すると言っても良いでしょう。
でも、共通する部分もいくらかはあるはずで、そうすると人間の価値観っていくつに分かれるのだろう、と素朴に思うことがあります。
以下に紹介するフレームは、「価値観」に関する研究結果です。
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ソースは以下になります。
『ポジティブ心理学入門: 「よい生き方」を科学的に考える方法』(クリストファー・ピーターソン)
※アマゾンの紹介文より
ワクワク、ウキウキを科学する学問!?私たちの人生を本当に豊かにしてくれるものは何か。ポジティブ心理学入門の決定版。
著者について
【著者略歴】クリストファー ピーターソン(Christopher Peterson) 米・ミシガン大学心理学部教授、ペンシルベニア大学心理学部客員教授。イリノイ大学で心理学の学位を、コロラド大学で社会心理学、人格心理学の修士号および博士号を取得。 教育分野における受賞多数。研究論文が最も多く引用される世界の心理学者100人の1人に名を連ねる。ポジティブ心理学創始者の一人で、ポジティブ心理学運営委員会委員。 国際ポジティブ心理学会理事。The Journal of Positive Psychologyの顧問編集者ほか編集雑誌多数 。
シャローム・シュワルツは、実験により、人々が区別した個々の価値観がどのように関係しているのかを研究し、上記の10の異なる価値観を規定しました。
- 達成: 社会の基準に従い能力を証明することで個人的に成功すること(野心など)
- 慈善: 自分の身近な社会集団において他人の福祉を保護し、向上させること(赦しなど)
- 適合: 社会規範を犯したり、社会的期待を裏切る行為を抑制すること(礼儀正しさなど)
- 快楽主義: 個人的な満足や喜びを得て楽しむこと(食べ物、セックス、余暇など)
- 権力: 社会的地位、名声、優遇を得ること、他人を支配すること(富など)
- 治安: 社会の安全、調和、安定性を遵守すること(法と秩序など)
- 自己主導性: 自立した思考と行動を追及すること(自由など)
- 刺激: 興奮、新しいもの、人生における挑戦を求めること(多様性など)
- 伝統: 自分の文化的または宗教的な習慣に対して敬意を払い、受容すること(信仰心など)
- 普遍性: あらゆる人間や自然を理解し、真価を認め、保護すること(平等、環境保全など)
その後、70以上の国々でこれらの研究を続けて、ほぼ同じ結果を見出したそうです。つまり、上記の10の価値観こそが、普遍的な価値観リストと言って良いでしょう。
更に、価値観の構造として、下記のような円を想定することが出来るそうです。つまり、距離が近しいほど価値観が近く、遠いほど価値観としては相反する、というものです。
こちらも、これだけだと自分がどの価値観に属するのかまではわかりませんが、自分で推測したりすることで、自己分析のヒントにすることは可能でしょう。
僕はおそらく、この価値観リストの中では「自己主導性」が最も高いはずです。ということは、「治安」寄りの価値観を強要されるのがすごくストレスになるわけです。…ということを自覚しています。
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