「才能」って存在すると思いますか?
こう問いかけたなら、「努力」信奉者は「そんなもの存在しない。人間、努力すれば何にでもなれる」と答えるかもしれません。
しかしながら、下記の書籍によると、明確に「才能」は存在するようです。
そもそも「才能」って何でしょうか?そして、自分の「才能」をどうやって見つけることが出来るのでしょうか?
今回は「才能」の謎に迫ってみたいと思います。
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ソースは以下になります。
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』 (ダニエル・ギルバート)
※アマゾンの紹介文より
ビジネスを成功に導く、あなたの強みは何か? ここで紹介する34の資質から、ビジネスを成功に導くあなたの強みを見つけだそう! 2000年刊「まず、ルールを破れ」の第2弾。
(著者略歴)
バッキンガム,マーカス
ギャラップ・オーガニゼーション副社長。同社のメイン・スピーカーであり、「CNNインターナショナル」、CNBCの「パワーランチ」、NPRの「モーニング・エディション」など多数の番組に出演。妻のジェーンとともにニューヨーク在住
クリフトン,ドナルド・O.
ギャラップ・オーガニゼーションの前会長。現在は、ギャラップ・インターナショナル・リサーチ・アンド・エデュケーション・センター会長。ストレングス・ファインダーで紹介される「34の資質プロフィール」において設計の総指揮をとる。ネブラスカ州、リンカーン在住
■「強み」とは?
まず本書では、「強み」を定義しています。
- 強み:常に完璧に近い成果を生み出す能力
だそうです。
では、「才能」と「強み」はどう違うのでしょうか?
- 「強み」=「才能」+「知識」+「技術」
つまり、強みとは、「才能」と「知識」と「技術」の組み合わせによって決まる、というものです。
そして、各定義を本書では、
- 才能 :無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターン。
- 知識 :学習と経験によって知りえた真理と教訓
- 技術 :行動のための手段
としています。
そして、強みの3要素の中で最も大切なものは「才能」だと、と述べます。「知識」や「技術」は後天的に身につけられるが、才能は天性なものだからです。
ですから強みを磨くためには、「自らの才能を正確に把握し、知識と技術でその才能を磨くこと」が最も近道だと述べられています。
■「才能」の見つけ方
では、自分の才能をどう見つければいいのでしょうか?
本書では、才能を見つけるための有名なテスト、「ストレングス・ファインダー」を受けるためのアクセスコードを付与しています。
これは純粋に統計学的な方法なので、簡単で非常に有効な方法と言えるでしょう。
そして本書では、他に「才能の痕跡」を見つけるポイントとして、以下の4点を挙げています。
①無意識の反応
極度の緊張状態におかれた人間が示す反応が、その人の中で最も支配的な才能を露見させるそうです。
②切望度の高さ
例えば子供のころに夢中になって大人になった経験や、他の人から何が楽しいのかわからないけど、自分はそれがしたくてしたくてたまらないこと、などは1つの「才能の痕跡」になるそうです。
③修得の速さ
ある行為を始めた途端に、突然才能を発揮し、他の誰もついていけないスピードで成長していく。それも1つの「才能の痕跡」だそうです。
④満足感の高さ
例えば自分が仕事の中で、最も満足感を感じるポイント。たとえば「これはいつ終わるんだろう」ではなく、「これを次はいつ出来るだろう」と考えているようなことは、「才能の痕跡」と考えられるそうです。
本書の著者、バッキンガム,マーカス・クリフトン,ドナルド・O.らは、200万人にのぼるインタビューをもとに、34の「才能」を定義しました。それが以下になります。
- アレンジ
- 運命思考
- 回復志向
- 学習欲
- 活発性
- 規律性
- 競争性
- 共感性
- 原点思考
- 個別化
- 公平性
- コミュニケーション
- 最上志向
- 指令性
- 自我
- 自己確信
- 社交性
- 収集心
- 信念
- 慎重さ
- 親密性
- 成長促進
- 責任感
- 戦略性
- 達成欲
- 着想
- 調和性
- 適応性
- 内省
- 分析思考
- 包含
- ポジティブ
- 未来志向
- 目標志向
自分の才能を正確に特定するには、前述の「ストレングス・ファインダー」を受けるのが良いでしょう。本書は税別1600円なので、1600円で自分の才能がわかるのなら安いものでしょう。
ただ、自分の才能が○○だ、とわかったところで、どうそれを伸ばし、どんな職業についたらいいのか、ということまではこのテストは教えてくれません。
そこで有効な方法は、自己分析を繰り返すことで先ほど見た「才能の痕跡」を自分の人生の中に探すことかもしれません。
例えば、
①無意識の反応
⇒今までの人生で、パニックに陥ったとき、自分はどう切り抜けたか?
②切望度の高さ
⇒今までの人生で、「したくてしたくてたまらなかったこと」「欲しくて欲しくてたまらなかったもの」はなかったか?
③修得の速さ
⇒今までの人生で、「他の人よりも自分の方が上手だ」「自分が誰よりも才能がある」と感じたことはなかったか?
④満足感の高さ
⇒今までの人生で、「やっていてたまらなく気持ちよかったこと」「楽しくてたまらなかったこと」はなかったか?
こうした自己分析は、自分の才能とともに、具体的なアクションやドメインまでが想起できるため、その才能をどんな領域に活かすべきか、というところまで把握しやすいかと思います。
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