僕はスピリチュアル関係の本が基本的にキライです。娯楽として、一歩引いたスタンスで付き合うのならともかく、本気で非科学的なものを信じることがどうしてもできません。
ただ、以下に紹介する書籍の著者であるディーパック・チョプラさんは、スピリチュアルリーダーでありながら医学博士の資格も持つ異色の人物であり、ケロッグ経営大学院の非常勤講師です。クリントン元アメリカ大統領、ゴルバチョフ元ソ連大統領から賞賛され、タイム誌による「20世紀の英雄と象徴100人」にも選出された、アメリカを代表するスピリチュアル・リーダーとしても知られています。
彼の提唱する「7つの法則」は、あまりスピリチュアルな匂いのしない、非常に妥当性の高いものです。
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ソースは以下になります。
『人生に奇跡をもたらす7つの法則』 (ディーパック・チョプラ)
※アマゾンの紹介文より
精神的豊かさと経済的な豊かさは、しばしば対立するものと思われている。成功のためには、多かれ少なかれ汚いことをする、清らかに生きるとは貧しくなければならない、と多くの人が考えてはいないか。
しかし本書の著者、D・チョプラはそうではないと語る。本書は、そのための理論と実践を説いたスピリチュアルな書である。
著者はインド出身のアーユルヴェーダの医者であり、米国では著名な人物。彼の教えは、古代インド哲学、量子物理学、システム科学に基づいている。とはいえ、決して難解なことを唱えているのではない。実用的な7つのメンタルトレーニング法を教えている。
(1)宇宙のあらゆる可能性を秘めた力を感じる (2)受け取ることより与えること (3)すべての出来事は原因と結果がある (4)自然の法則に従う (5)明確な目的と夢を持つ (6)結果へのこだわりを捨てる (7)自分にしかできないことに気づく等々。
30カ国で翻訳された勇気づけのバイブルである。
人生に奇跡をもたらす「7つの法則」とは、具体的には以下の通りです。
- 純粋な潜在力の法則
- 与えることの法則
- 「カルマ」または原因と結果の法則
- 最小限の努力の法則
- 意図と願望の法則
- 執着しないことの法則
- 「ダルマ」または人生の目的の法則
1.純粋な潜在力の法則
・沈黙して何もしない時間を作る、瞑想をする
・自然と交感し、日没を眺め、海の音を聴き、花の香りをかぐ
・正しい・間違っている、などの価値判断をしない
⇒自己の本性を知ることで、望んでいるものを引き寄せることができる。
2.与えることの法則
・人に贈り物をする(言葉・花・祈りなど)
・自然の贈り物全てに感謝する
・誰かに会うときにいつもその人の幸福・喜び・笑みを祈る
⇒与えれば与えるほど受け取ることが出来る。望むものを手に入れたければ他人が望むものを援助する。
3.「カルマ」または原因と結果の法則
・各瞬間を意識し、観察する
・何かを選択するときは、その結果がどんなものかと、それによって人々に幸福と充実をもたらすかを自問自答する。
・自分のハートに導きを求め、安らぎか不安かのメッセージにより、やすらぎなら進み、不安ならやめる
⇒この瞬間は自分のあらゆる選択の結果である。自分のする選択を意識する。
4.最小限の努力の法則
・全てをあるがままに受容する
・その状況は誰かの所為ではなく、チャンスに変えられると信じる
・自分の見方を防衛しない
⇒自然の叡智は何の努力もなく自然に働く。自然に身を任せるべき。
5.意図と願望の法則
・願望のリストを作り常備し、朝起きたときと夜寝る前に見る
・思い通りに行かなくても理由があり、宇宙の計画は私のために素晴らしく設計されてると信じる
・自分の中ですること全ては今の瞬間への気付きであると信じる
⇒意図が全ての出来事を組織化し、エネルギーと情報の変容をもたらす。
6.執着しないことの法則
・執着しない、全てに拘らない
・不確実さを認める
・あらゆる可能性に踏み込み、心を開く
⇒執着しないことで望むものを獲得できる。それは自己への疑いのない信頼である。
7.「ダルマ」または人生の目的の法則
・愛情をもって自分の奥深くに潜んでいる神の胎児を育む
・独自の才能のリストを作り、そのために発揮したいと思っていることのリストを作る
・毎日「どうしたら人を助けられるだろうか?」と問う、その答えが人々に援助できるようにしてくれる
⇒自分の独自の才能とそれを表現する方法がある。欲求を満たすために自分の才能を発揮することが、究極の富と豊かさを生み出す。
色々な自己啓発書に書いてあることが、網羅的かつとてもシンプルに、わかりやすくまとまったものだと思います。
また各法則は全て、ある程度科学的にも信頼性の高いものだと思います。
「1.純粋な潜在力の法則」は瞑想したり静かな時間を過ごすことで、瞑想の効果は様々な心理学的実験が証明しています。
「2.与えることの法則」は有名な「返報性の法則」を地で行くものですし、他人に親切にしている人や感謝をしている人の方が幸福度が高くなるという研究結果とも一致します。
「3.「カルマ」または原因と結果の法則」は直感を信じることで、心理学の実験の中で直感的思考は論理的思考よりも満足度が高いことが証明されています。
「4.最小限の努力の法則」や「5.意図と願望の法則」はアファメーション系の自己啓発書に書いてあることそのまんまですね。
「6.執着しないことの法則」と「7.「ダルマ」または人生の目的の法則」は、執着しない人、他人のために奉仕をしている人の方が幸福度が高いという研究結果と一致するものです。
このように、一見根拠のない道徳哲学みたいなものが、現在の心理学研究と不思議な一致を見る、という事実はとても面白いものだなあと思います。
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