同じようにこの世界に生まれて、「平凡な人」に終わる人と、「非凡な人」になれる人の、2通りの人間が存在します。
では、この2通りの人間の違いはどこにあるのか?
…ということを、様々な優れた著名人の事例を研究し、分析した例があるそうです。
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ソースは以下になります。
『ポジティブ心理学入門: 「よい生き方」を科学的に考える方法』(クリストファー・ピーターソン)
※アマゾンの紹介文より
ワクワク、ウキウキを科学する学問!?私たちの人生を本当に豊かにしてくれるものは何か。ポジティブ心理学入門の決定版。
著者について
【著者略歴】クリストファー ピーターソン(Christopher Peterson) 米・ミシガン大学心理学部教授、ペンシルベニア大学心理学部客員教授。イリノイ大学で心理学の学位を、コロラド大学で社会心理学、人格心理学の修士号および博士号を取得。 教育分野における受賞多数。研究論文が最も多く引用される世界の心理学者100人の1人に名を連ねる。ポジティブ心理学創始者の一人で、ポジティブ心理学運営委員会委員。 国際ポジティブ心理学会理事。The Journal of Positive Psychologyの顧問編集者ほか編集雑誌多数 。
ハワード・ガードナーは様々な優れた著名人の事例を研究して、非凡な人間になるには4つの道があると結論づけたそうです。
①ある特定の領域において「名人」になること(モーツァルトなど)
②まったく新しい分野の「創造者」になること(フロイトなど)
③「内省者」となって内面を探求すること(ジェームス・ジョイスなど)
④「影響力を及ぼす者」になること(ガンディーなど)
『ポジティブ心理学入門: 「よい生き方」を科学的に考える方法』には、上記以上の情報は書かれていません。いつかソースを辿って検証してみたいと思いますが、今は上記の情報をベースに考察してみたいと思います。
まず、④「影響力を及ぼす者」に関しては、「非凡な人」になったから「影響力を及ぼす者」になれたわけで、因果関係が逆な気がします。まず「影響力を及ぼす者」ためにどうしたらいいのかがわからないと、あまり意味をなさない情報と言わざるをえません。
次に、②「新しい分野の創造者」に関しても、狙って「新しい分野の創造者」になれるものではないのではないかと思います。ある思いや目標、あるいはクリエイティビティやネセシティに基づいて、「ある分野を創造する」ことはあっても、初めから「ある分野を創造する」ことを目標に動いていくということはあまりにもナンセンスな気がします。
つまり、僕らが狙うべきは、①「特定の領域の名人」か、③「内面を探求する内省者」の2つのルートでしょう。
そして①「特定の領域の名人」になるためには、自分の強み、特技、好きなことを早めに特定し、それをとにかく磨いていくことが必要(参考:天才と凡人分ける分水嶺、「1万時間の法則」とは何か。)であり、③「内面を探求する内省者」になるためには、自分の心の声や直感を研ぎ澄ませて、それを具現化していくことが重要(参考:「自分の心を聞く」ためのエクササイズ。)ではないかと思われます。
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