ポジティブ心理学の基礎的な思想である、「ポリアンナの原則」。
今日はこれを解説したいと思います。
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ソースは以下になります。
『ポジティブ心理学入門: 「よい生き方」を科学的に考える方法』(クリストファー・ピーターソン)
※アマゾンの紹介文より
ワクワク、ウキウキを科学する学問!?私たちの人生を本当に豊かにしてくれるものは何か。ポジティブ心理学入門の決定版。
著者について
【著者略歴】クリストファー ピーターソン(Christopher Peterson) 米・ミシガン大学心理学部教授、ペンシルベニア大学心理学部客員教授。イリノイ大学で心理学の学位を、コロラド大学で社会心理学、人格心理学の修士号および博士号を取得。 教育分野における受賞多数。研究論文が最も多く引用される世界の心理学者100人の1人に名を連ねる。ポジティブ心理学創始者の一人で、ポジティブ心理学運営委員会委員。 国際ポジティブ心理学会理事。The Journal of Positive Psychologyの顧問編集者ほか編集雑誌多数 。
「ポリアンナの原則」とは、簡単に言えば、
- 「人は本質的に(特に無意識下で)ポジティブである」
ということです。
「ポリアンナの原則」の根拠として以下のような事実が挙げられます。
- 人はポジティブな刺激を求め、ネガティブな刺激を避ける
- 人は愉快なことや安全なことよりも、不愉快なことや恐ろしいことを認識するのに時間がかかる
- 人は実際よりも多くポジティブな刺激を経験したと報告する
- 人はネガティブな出来事よりもポジティブな出来事が起きやすいと思っている
- 人は悪い知らせよりも良い知らせを多く伝える
- 人は自由連想でネガティブな言葉よりもポジティブな言葉を用いる傾向がある
- 人はネガティブな出来事よりもポジティブな出来事についてより正確に思い出す
- 人はネガティブな言葉よりもポジティブな言葉をより正確に習得し思い出す
- 人は過去の思い出をより楽しい思い出に美化して覚えている
- 人は自分の人生で起きる出来事の大部分がポジティブなものだと思っている
- 多くの人は自分の知能や魅力などポジティブな特性を平均以上だと思っている
- 人はほとんどの出来事にポジティブな判断を下す
面白いことに、意識の上では、「ネガティブなものを選び出し、注意を向ける」という傾向があるそうです。これは生存上、危険などを回避するために培われたものでしょう。
一方で、無意識下では上記のように、ポジティブなものを好む傾向があります。
ポジティブ感情が様々な成功をもたらすことは既に繰り返し述べていますが、様々な自己啓発書で、ポジティブ感情を喚起したり心のバランスをとるために、よく「瞑想」や「一人で静かな時間を過ごすこと」が勧められるのは、無意識下にアクセスして「ポリアンナの原則」を取り戻すことにあるのではないかと思っています。
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