あなたは自分を変えたいと思ったことはありますか?

自分を変えると口で言うのは簡単ですが、実際にはなかなか難しいものです。

本日ご紹介するのは「自己を変革させる5つのステップ」です。

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こんな本に書いてありました。

 

 ソースは以下になります。

 

『自分を成長させる極意―ハーバード・ビジネス・レビューベスト10選』(ピーター・F・ドラッカーほか)

 

※アマゾンの紹介文より

 

本書はハーバード・ビジネス・レビュー編集部が、同誌の中でも「自己成長」に関するテーマでその約100年に及ぶ歴史の中からベスト10の作品を選び、収録したものだ。

とくに注目すべきは、「経営学の巨人」ドラッカーと、2011年から2013年まで「世界のビジネス思想家」1位に選ばれているハーバード・ビジネススクールの看板教授クリステンセンだろう。

マネジメントやイノベーション手法の研究で知られる彼らだが、じつは個人の能力の伸ばし方や成功法についても文章を書いている。その内容は、もちろん一筋縄でいくものではなく、極めて実践的かつ具体的だ。

ドラッカーの文章のタイトルは「自分をマネジメントする」。自分の強みを知るために「フィードバック分析」を行い(自分の強みを知るには「フィードバック分析」以外にないとドラッカーは言う)、明らかになった「強み」を生かすためにすべきことを知り(「強みに集中する」「人への接し方を変える」「並以下の能力を上げるために無駄な時間を使わない」など)、

仕事の仕方や学び方、自分にとって価値あることなどを知って、「なすべき貢献」をするにはどうすればいいかといったことが、手順を追って明快に書かれている。

クリステンセンのタイトルは「自分の『人生』を成功に導く」。これはクリステンセンが、ハーバードを卒業していく学生に対して、必ず最終講義で説くテーマだ。学生たちはすでにビジネス理論を十分に学んでいるが、それだけだと道を踏み外す人も多い。だからこそ、「人生で強い動機づけとなるのはお金ではなく、学習し、責任のなかで成長し、他者に貢献し、成果を認められる機会だ」と強調するのだという。

そして、どうすれば幸せなキャリア、人生を築いていけるかをビジネス理論や経済用語などを援用しながら鮮やかに説得力をもって語る。本書では他にもダニエル・ゴールマン他豪華な面々が時間管理法や人心掌握術、タスク解決術など、実践的なノウハウについて説いた作品を収録している。自らの実力を上げる現実的な方法を知りたいという方は、ぜひ読んでみてほしい。

(著者略歴)

ドラッカー,ピーター・F.

ビジネス界に多大な影響を及ぼした思想家。東西冷戦の終結、転換期の到来、社会の高齢化をいちはやく知らせるとともに、「分権化」「目標管理」「経営戦略」「民営化」「顧客第一」「情報化」「知識労働者」「ABC会計」「ベンチマーキング」「コア・コンピタンス」など、主なマネジメントの理念と手法を考察し、発展させた。

クリステンセン,クレイトン・M.

ハーバード・ビジネススクール教授。専門は経営管理論。発表した論文は、50年以上の歴史をもつマッキンゼー賞受賞5回を含め、数多くの賞を受けている。2011年~2013年「Thinkers50」(世界のビジネス思想家トップ50)1位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

 

これが「自己を変革させる5つのステップ」だそうです。

 

  • EQなどを研究しているリチャード・ボヤツィス教授は、優れたリーダーシップにおいて最も重要なEQをどうすれば伸ばすことができるかについての3つの流れからなる確実な研究成果を基礎として、5段階からなる「自己変革のプロセス」を作り上げた。
  • それが以下の「自己を変革させる5つのステップ」であり、既にたくさんのエグゼクティブがこれによって成果を挙げている。

【STEP1】「理想の姿」を思い浮かべる

  • もしすべてがうまくいっていれば人生はどうなるかを思い描く

【STEP2】周囲の目に映っている「現実の姿」を見つめる

  • 自分がどう見えているか、上司、同僚、部下を問わず、できるだけ多くの意見を聞く
  • 自分の短所に目を向けすぎると気が滅入ってしまうので、重要なのは長所を知ること

【STEP3】理想を実現する「計画」を作り、「実行」する

  • 人間は頭の中で、ある作業の準備をすると前頭前野(人間を行動に駆り立てる部分)が覚醒する。この覚醒作用が強いほど、作業効率が上がるという。
  • つまり、新しい行動を取り入れる際は、その道筋を事前に意識しておくことが重要。それがないと、変革に必要な脳の力は発揮されない。

【STEP4】「行動」を繰り返す

  • 自己変革を定着させるには、反復練習が必要。意識しないで出来るようになるまで、新しい行動を練習しなければならない。そうなって初めて、脳の中に新しい伝達回路が出来てくる。
  • 変化を長続きさせるには、「友人のちょっとした助け」が必要である。

【STEP5】「見張り役」を設ける

  • EQの向上やリーダーシップスタイルの変革は周囲の助けなしでは出来ない。周囲の人はスキルの練習相手になるだけでなく、新しいスキルを試すときの安全地帯にもなりえる。自分の行動が周囲にどう影響しているか、また学習計画における進捗度の評価については、周囲の意見を求める以外にない。
  • 理想とする自分の発見、現実の自己との比較、そして進捗を確かめる最終的評価まで、どの段階でも周囲の助けは必要である。

 

 

 

上記をどのように考えるか。

 

ハーバード・ビジネス・レビューはビジネス誌で、基本的にはビジネスに役立つ論文などが掲載されていますが、上記のように自己啓発にも近い論文が紹介されている時もあります。本書はそれらを集めた論文集となっており、非常に素晴らしい論文ばかりで読み応えがありました。

上記でご紹介した、「自己を変革させる5つのステップ」は、改めて教えられるほどのことでもない、言ってみれば非常にありふれたモデルで、「目標を決めて、現状とのギャップを測定し、その実行計画を作って実行しましょう、それをやり続けて進捗管理しましょう」というだけのものです。ただし単純なだけに、非常に色々な場面で応用できる、汎用性の高いモデルと言えるでしょう。

上記のポイントは、「計画する」ことや「繰り返す」ことの重要性と脳科学的な根拠が述べられている点です。ごちゃごちゃ考える前にとにかくやってみろ、という煽り方をする自己啓発書も多いですが、これは脳科学的にはあまり有効な考え方ではないと言って良いでしょう。

更にもう1つのポイントは、「友人の助け」や「周囲の助け」の重要性が強調されている点です。ボヤツィス教授は、自己変革プロセスの全ての段階で上記が有用であると述べています。

前々回述べたように、「友人」という存在は、自己変革や目標達成を無償で手助けしてくれる、非常に有難いリソースです。勿論、友人や知人を一方的に利用するのは良くないですが、ある叶えたい目標や夢があった時に、もっと僕たちは素直に「助けてほしい」「力を貸してほしい」とお願いしても良いのではないかと思います。

またその際にもやはり、こんな風に自分は進めていこうと思っている、という「計画」があった方がやはりわかりやすいのではないかと思います。

 

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