誰もが関心があるであろう願いの1つとして、「長寿」というものがあると思います。下記の書籍は、世界の中で特に長寿な人の多い4つの地域を調査して、他の地域の人々と何が違うのかを科学的に解き明かしたものです。

本日はこれを見ていきたいと思います。

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こんな本に書いてありました。

 

 ソースは以下になります。

 

『ブルーゾーン  世界の100歳人(センテナリアン)に学ぶ 健康と長寿のルール』(ダン・ビュイトナー)

 

※アマゾンの紹介文より

<世界の最長寿地域ブルーゾーンをめぐる旅へ──>

ブルーゾーンとは、健康で長生きする人が数多く集まる特異な地域。『ナショナル・ジオグラフィック』誌の記者を務めるダン・ビュイトナーは、世界の長寿研究者たちを巻き込み、ブルーゾーンを4ヵ所特定することに成功、各地で徹底的な調査研究をおこなった。そして、各地で確認された共通項から「健康と長寿の9つのルール」を明らかにしていく。本書は、その一大プロジェクトのすべてをつづったドキュメントであり、健康と長寿のためのバイブルでもある。

(著者略歴)

ビュイトナー,ダン

1960年、アメリカ・ミネソタ州生まれ。研究者、探検家、作家として活動する。セントトマス大学卒業後、ワシントンのラジオ局勤務。世界6大陸を自転車で横断し、3つのギネス世界記録を達成する。その後も、健康・長寿・幸福を実現する手法を探し求め世界を旅している。ライフ誌、ナショナル・ジオグラフィック誌などに記事を執筆。CNNなどテレビ番組にも多数出演。また、ドキュメンタリー・プロデューサーとしてエミー賞を受賞している。

 

 

これが「100歳以上生きる人に共通する9つの法則」だそうです。

 

1.適度な運動を続ける

  • 毎日を活動的に楽しむ
  • 毎日歩く
  • 仲間と一緒に散歩する
  • 庭仕事をする
  • ヨガをする

2.腹八分目で摂取カロリーを抑える

  • 小さめな器に盛りつける
  • おやつは見えないところに
  • 買い物は小さい方を選ぶ
  • 毎日、体重計に乗る
  • 時間をかけて食べる
  • 食事に専念する

3.肉よりも野菜や豆などを食べる

  • 毎日、4種類以上の野菜を食べる
  • 肉類は制限する
  • 果物や野菜を目立つところに置く
  • 豆、ナッツを食べる

4.適度にお酒を飲む

  • 赤ワインを飲む
  • お酒を自分へのご褒美にする
  • 飲みすぎは厳禁

5.人生の目的をはっきりさせる

  • 自分の目標を書き出す
  • 友人と話し合う
  • 新しいことを学ぶ

6.ゆったりした時間を持つ

  • テレビやラジオ、ネットなどを制限する
  • 時間に余裕を持って行動する
  • 瞑想をする

7.信仰心を持つ

  • 宗教的コミュニティに入る
  • 新しい伝統や信仰を探す
  • 礼拝に参加する

8.家族を最優先にする

  • 家族との距離を近くにする
  • 家族のイベントを作る
  • 家族とのポートフォリオを作る
  • 家族を第一にする

9.人とのつながりを持つ

  • 価値観を共有できる人をリストアップする
  • 人に好かれるようにする
  • 仲間との時間を作る 

 

 

 

上記をどのように考えるか。

 

本書で調査した、世界の中で特に長寿の人が多い4つの地域。その中に実は日本のある地域が含まれています。それは、沖縄県です。確かに沖縄の人は長寿のイメージがあります。(残りの3地域は、イカリア島(ギリシャ)、ロマリンダ(米カリフォルニア州)、ニコヤ半島(コスタリカ)だそうです。)

上記の「100歳以上生きる人に共通する9つの法則」の中で、1~4は主に運動や食事に関してのことです。特に沖縄県のみならず日本人全体は使う言葉である「腹八分目」という言葉に筆者は注目し、食べ過ぎないように注意することが長寿の秘訣としています。

また、4に飲酒が入っているのも面白いと思います。一般的にあまり健康のイメージがない飲酒ですが、沖縄県の人は泡盛を飲んでいるイメージがありますし、それ以外の長寿の地域の人も、わりに酒飲みが多いそうです。つまり、「酒は百薬の長」と言いますが、飲み過ぎないように注意すれば、むしろ長寿に寄与するということみたいです。

また、6を見て思い出すのは、「沖縄時間」という言葉です。沖縄の人ってのんびり、ゆったりしていてあまり小さいことにとらわれないイメージがありますね。そうした思考でいる方がストレスがたまらず、長生きにつながるのではないでしょうか。

ちなみに、沖縄県は離婚率が日本で最も高い県としても知られ、その理由はいわゆる「出来婚」が多いからだと言われています。また本書の中で、長寿4地域の1つであるコスタリカのニコヤ半島も、不倫や重婚、隠し子などが多いことが指摘されています。

ここからは個人的な仮説になりますが、そうして考えると貞操観念の強い人よりも性的に奔放な人の方が、良くも悪くも小さなことにいちいち拘らなそうですし、あまりストレスもたまらなそうです。つまり、極論すると、公衆道徳や遵法精神、規律などを重んじる人よりも、あまりそうした細かいことに拘らない人の方が、長生きをするのではないかと思われます。(ただし、そうした生き方が社会的信用を棄損することがないかどうかは慎重に判断する必要があると思いますが。)

少なくとも、悲観主義の人よりも楽観主義の人の方が寿命が長いというのは最近の研究で明らかになっている通りなので、(僕も含めて)くよくよ悩むことが多い人は、あまり悩まないようにする努力をした方がいいでしょう。その際に、「ABCDEモデル」などのツールが大いに役立つはずです。

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