『話を聞かない男、地図が読めない女』で著名なアラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ夫妻が目標達成法について解説した本を出していたので、思わず手をとってしまいました。

結論から言うとかなりの名著で、私的にはこれまで読んだ中でもベスト10に入るかもしれません。本日は本書より、「夢を叶える方法」について見ていこうと思います。

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こんな本に書いてありました。

 

『自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング』(アラン・ピーズ・バーバラ・ピーズ)

 

※アマゾンの紹介文より

★世界累計2700万部を叩きだし、「大きな夢」をかなえた『話を聞かない男、地図が読めない女』の著者アラン&バーバラ・ピーズによる最新作が、ついに日本上陸!

★いま、最強の「願望達成の本」が誕生!

 

著者アランとバーバラが人生最大の危機におちいったとき、二人が頼ったのは脳科学だった。

どうすればこの苦境を乗りこえて、成功への道を切りひらくことができるのか。

最新の脳科学を学んだ二人が見つけ出したのは、危機をチャンスに変えるため、脳をプログラミングしなおす方法だった。

そう、脳には、自分でプログラミングできるシステムがあり、これをうまく操作すれば、人生は驚くほど思いどおりになる。

本書では、著者夫妻が自らの体験を赤裸々にユーモアたっぷりに語りつくし、人生を望みのままに形づくる技を伝授する。

 

(著者略歴)

アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ(Allan Pease&Barbara Pease)

講演家、作家。ビジネスにおける人間関係を語る第一人者として、多数の著書を執筆。100か国以上で出版され、55の言語に翻訳された著書の累計発行部数は2700万部を超える。日本でも『話を聞かない男、地図が読めない女』『嘘つき男と泣き虫女』(主婦の友社)などが大きな話題を呼び、ベストセラーとなった。セミナーも毎年30にのぼる国々で開催している。夫妻の著作をもとにテレビ番組9シリーズ、舞台4作、映画1作が制作されており、なかでも映画は観客動員総数が1億人を超えるヒットを記録した。

夫妻が拠点とするピーズ・インターナショナル・リミテッドでは、アラン・ピーズの講演DVDを販売しているほか、世界の企業や政府機関に向けて研修、セミナーを企画運営している。また、人間関係に関するコラムも月1回発行しており、25か国の2000万人以上が購読している。

オーストラリアの自宅で、子ども6人、孫5人に囲まれ暮らしている。

 

 

これが「夢を叶える方法」の全てです。

 

1.やりたいことをリストにする

  • やりたいことをリストにして書き出す
  • 目標をイメージできる絵や写真などを集めてノートに貼り付け、毎日それを眺める
  • できればデジタルより手書きのリストの方が良い
  • リストを常に読み返していると、不要なものが取捨選択され、最も大切な目標が見えてくる
  • 1000万ドルクラスの資産家と億万ドルクラスの資産家の違いを調査したところ、億万ドルクラスの資産家の方は、「自分の考えや目標、目的をしっかりと書いたリスト」を持っていた
  • リストは、優先順位順にA・B・Cとグループに分けると良い

 

2.やりたいことを詳細化する

  • やりたいことを具体的な言葉で表現する
  • いつまで(何年何月)に、どれくらいの規模(量、金額)で達成するか、どんなもの(色、形、大きさ)などを明確化する
  • 目標は否定的な言葉は使わず、肯定的な言葉で書く:例)「煙草は吸わない」ではなく「ノンスモーカーになる」
  • 目標を疑似体験する:例)欲しい車を試乗してみる
  • 6000人を分析した研究によると、はっきりした目的意識があった人はそうでもなかった人に比べ、死亡率がずっと低かった

 

3.目標を視覚化する

  • 実験によると、自分が望む結果を最初に頭の中でイメージさせた学生は、イメージしなかった学生よりも高い結果を達成した
  • 脳は現実と想像を区別できないので、あるイメージを思い浮かべると、脳はそれを現実だと思い込み、イメージを実現しようとして力を発揮する
  • 視覚化が上手くなるには練習が必要なので、ゆっくり食べるとか、早起きするとか、簡単なことから始めると良い
  • 例えばギターをうまく弾けるようになりたければ、リラックスし、ギターの形や弦を思い浮かべ、ギターを抱えているところを想像し、それから弾くところを想像して弦の音色に耳を澄ませる

 

4.アファメーションをする

  • アファメーションとは、自分が達成しようとしていることを常に繰り返し自分に言い聞かせること
  • 自分に言い聞かせる言葉は自分を表すようになり、やがてその言葉は実現する
  • 「私は〇〇だ」「私は〇〇する」という肯定的な言葉で自分に語り掛ける
  • 目標は達成できると自分が信じない限りは達成されない。逆に、自分が出来ると言い聞かせ、そうした自己イメージを作れば本当にそうなれるようになる

 

 

上記をどう考えれば良いか。

 

冒頭に述べた通り、これまで読んだ中でもベスト10に入るくらいの名著でした。何故かというと、アファメーション法や引き寄せの法則、ビジュアライゼーション法などの具体的なやり方だけでなく、根拠となる科学的なデータまで述べられているからです。『話を聞かない男、地図が読めない女』も同じでしたが、通俗的な面白さと実践的なやり方、更にその根拠となる科学的なエビデンスなどのバランスが実に適切で、読みやすい書籍となっているように感じられます。

逆に、上記で述べられたアファメーション法などのやり方、1つ1つに関してはありがちな方法論が述べられている過ぎず、あまり目新しさがないかもしれません。ですが、「目標は紙に書き出すと良い」と述べられるのと、「1000万ドルクラスの資産家と億万ドルクラスの資産家の違いを調査したところ、億万ドルクラスの資産家の方は、「自分の考えや目標、目的をしっかりと書いたリスト」を持っていた」と述べられるのでは説得力が全然違うでしょう。

アファメーション法やビジュアライゼーション法などはただの自己暗示手法に過ぎず、やり方もすごくシンプルでほとんど労力を使わないものです。ですが知ってはいても、実践していない人がほとんどのようです。(少なくとも僕の周りではあまりいないようです。)

世の中の様々な自己投資手段の中で、こんなにROI(投資対効果)の高い方法はないように思うのですが、やはり怪しいと感じてしまう方が多いのでしょうか。それとも、それすら面倒だと思うのでしょうか。とても勿体ないと思ってしまいます。

 

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