ジェフ・ベゾス、ラリー・ペイジ、ジェリー・ヤン、ジャック・マー……。

世界を変えた偉大なる成功者たち12人が大学の卒業式でスピーチした内容が書かれていたので、それを更に超簡単に要約してみました。

本日はこれをご紹介したいと思います。

 

こんな本に書いてありました。

 

『巨大な夢をかなえる方法 世界を変えた12人の卒業式スピーチ』(ジェフ・ベゾスほか) 

 

※アマゾンの紹介文より

本書には、世界を変えた起業家、投資家、教育者、俳優、映画監督たちが登場。イェール、MITなど一流大学の卒業生へ熱く語りかけた、一世一代の肉声スピーチを完全収録。人生をどう生きるか。いかに成功するか。人類はどこへ向かうのか。いま、世界に君臨する12人を豪華ラインナップ、十年に一度ともいうべき「金言集」!

 

(著者略歴)

ベゾス,ジェフ

1964年、ニューメキシコ州生まれ。少年時代から科学実験や発明に興味を持つ。プリンストン大学にて計算機科学と電気工学の学位を取得。卒業後はウォール街へ。金融機関のIT部門を経て、ヘッジファンドへ移籍するも、ネット書店のアイデアを思いつき退職。1995年、アマゾン・ドット・コムを創業する。顧客第一という企業理念のもと、本のみならず日用品や家電なども扱う。電子書籍リーダーKindleの発売は、読書体験を変えたとされている

コストロ,ディック

1963年、ミシガン州生まれ。ミシガン大学にてコンピュータサイエンスを専攻していたが、演劇のクラスに夢中になったことがきっかけで、スタンダップコメディに目覚める。卒業後はIT企業からの内定を辞退して、シカゴにあるコメディ劇団に所属。その後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)を経て、ウェブ関連会社の立ち上げと売却を繰り返す。2007年、グーグルに会社を買収され、同社に入社。2009年、ツイッターにCOOとして加わる

ハンクス,トム

1956年、カリフォルニア州生まれ。高校時代から舞台に立つ。カリフォルニア州立大学に入学後、シェイクスピア劇団に参加。ロン・ハワード監督に気に入られ「スプラッシュ」(1984年)に主演。軽妙なコメディ演技で注目される。差別と偏見と戦う弁護士役を演じた「フィラデルフィア」(1993年)、アメリカの歴史を織り交ぜつつ1人の男性の人生を描いた「フォレスト・ガンプ/一期一会」(1994年)で2年連続アカデミー賞主演男優賞を受賞する

カーン,サルマン

1976年、ルイジアナ州生まれ。父はバングラデッシュ、母はインドからの移民。マサチューセッツ工科大学へ進学し、数学、電気工学、コンピュータサイエンスの学位を取得。ハーバード大学経営大学院にてMBA取得。オラクル、ヘッジファンドなどを経て、2006年、無料教育サイトのNPOカーンアカデミーを立ち上げる。遠方に住む12歳のいとこに、Yahoo Doodleと電話を使って数学を教えたところ、他のいとこからも依頼が殺到。教育動画を制作し、YouTubeにアップした経験からヒントを得た

マー,ジャック

1964年、浙江省杭州生まれ。中国名は馬雲。大学受験に3度失敗し、三輪自動車の運転手となる。だが、挫折をバネに奮起。再び大学進学を目指し、杭州師範学院(当時)英語科へ入学。卒業後は、杭州電子工業学院(現在は杭州電子科技大学)の英語教師などを務める。のちに渡米し、現地でネットに出会う。帰国後の1999年、杭州にてアリババグループを創業。小さな通販サイトからスタートした同社は、B to Bのみならず個人市場の顧客の獲得にも成功し、中国一のネット企業へ。

 

 

これが「世界を変えた12人の卒業式スピーチ」の超要約です。

 

1.ジェフ・ベゾス(アマゾン創業者)

  • 人生は「選択」で決まる。自分らしい方の道を「選択」せよ。

 

2.ラリー・ペイジ(グーグル創業者)

  • スケールが大きい夢ほど実は実現しやすい。すごい夢が思いついたら、迷わずつかめ。

 

3.ジェリー・ヤン(ヤフー!創業者)

  • 本当にやりたいことをやろう。情熱に任せて進むことを恐れないでいい。忍耐強く、一生懸命努力しよう。

 

4.ディック・コストロ(ツイッターCEO)

  • 今、この瞬間を全力で生きよ。人の期待に応えなくていい、自分の好きなことに全力を注げ。

 

5.ジャック・マー(アリババグループ創業者)

  • 根気よく努力を続けよ。楽観的であれ。今日は辛く、明日はもっと辛くても、明後日は素晴らしい一日になる。

 

6.シェリル・サンドバーグ(フェイスブックCOO)

  • 大きく考えよう。野心を持とう。自分をもっと評価しよう。不安に負けず、やりたいことをあきらめず、勇気をもって前進しよう。

 

7.イーロン・マスク (テスラモーターズ創業者)

  • 周りの人の興味が持てるビジネスの種を見つけよう。そしてプロトタイプをつくって周りの人からフィードバックを受けよう。

 

8.サルマン・カーン(カーンアカデミー創設者)

  • 死を迎える前から現在にタイムスリップしたと仮定して、悔いのない毎日を送ろう。前向きになり、エゴを捨て、愛を育もう。

 

9.トム・ハンクス(俳優)

  • 不安に負けないように、信念を持ち続けよう。

 

10.メリル・ストリープ(俳優)

  • 成功すること、名声を得ること、有名になることは必ずしも幸せではない。

 

11.マーティン・スコセッシ(映画監督)

  • 人生は良いことばかりではなく、何度も辛いことが襲ってくる。それでも、自分の信念は捨てず、情熱を持ち続けよう。

 

12.チャールズ・マンガー(バークシャー・ハサウェイ副会長)

  • エゴを捨て、強い好奇心を持ち、学び続けよう

 

 

 

上記をどう考えれば良いか。

 

これまでも著書などで偉人たちの言葉や成功法則などを要約したりまとめたりしてきましたが、毎回皮肉に思うのは、彼らの言葉の本質を掴もうとして要約すればするほど、これまで手垢のつくほど語りつくされたような、ありきたりな人生訓に帰結してしまうという事実です。

昔、ある出版社の編集者さんに「成功者に共通する意外な習慣とかないんですか?例えば『成功者は皆、朝バナナを食べる』とか。。そういうのがあると面白いんですけど…」と言われたことがありますが、共通項を探すということは本質的に平均値を出すという行為に近しく、それ故に「ありきたり」な内容になってしまうことが多いのです。而してありきたりであればこそ、蓋然性があり正しいということの証左でもあると思っています。

上記に挙げた言葉もどこかで聞いたような台詞が多いと思いますが、それだけ真実を突いているということであるという見方をしていただけると有難いです。

 

上記で並べた言葉の共通項を更に挙げるとしたら、

(1)自分の好きなことをせよ

(2)失敗にめげずに進め

(3)たゆまず努力を続けよ

ということかなと思います。そしてこれらは、前述のように「ありきたり」な言葉ではありますが、それ故に文句のつけようがない、「素晴らしい人生を送るためのゴールデンルール」と言ってしまって良いのではないでしょうか。

忍耐強い我々日本人は、(2)(3)は問題なく出来ている人が多いのではないかと思います。しかしながら、(1)に関してどこまでの人が自信を持って出来ていると言えるのか、とても気になるところです。

我々日本人はことさら、自分の好きなことに取り組むことに罪悪感を抱きがちです。そんなことは子供のすることであり、個を押し殺し組織や公に尽くすことこそ大人であるという価値観の人が多いように思います。

けれども、我々一人一人が、自分の好きなことをすることへの罪悪感をもう少し捨てることが出来たなら、もう少し豊かで創造的な社会になるのではないかと、僕は思うのです。

誰かのために、会社のために、顧客のために、社会全体のために尽くすことは素晴らしいことです。けれどもそれは個人のやりたいことを押し殺すことと必ずしも同義になるわけではないのではないかと思います。自分のやりたいことを通して、自分の標榜する理想を実現させることで、それが社会全体を良くすることに繋がるとしたら、一番理想的なのではないかと思います。

 

 

私的な今日のまとめ。

 

  • 好きなことに取り組むことへの罪悪感を捨てよう!