目標達成をするにはどうしたらいいのか。

これまでも同じようなテーマで何回か書いてきましたが、以下の書籍から「目標達成しやすい目標」と「しにくい目標」の違いについて見ていきたいと思います。

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こんな本に書いてありました。

 

『スタンフォードの心理学講義 人生がうまくいくシンプルなルール』(ケリー・マクゴニガル)

 

 

※アマゾンの紹介文より

「時間管理術」「目標設定の立て方」といったビジネススキルから、「雑談の効用」「謝り方」といったコミュニケーション術、ストレス対策まで、日本のビジネスパーソンが抱く様々な課題や悩みを25のテーマに分け、精神論や根性論ではなく、スタンフォード大学やハーバード大学など、世界有数の研究機関の調査結果に基づく科学的見地から「解決の糸口」を示す本書。

シンプルで分かりやすい説明はもちろん、すぐに試せる具体的な思考法や行動を紹介する「実践的なレッスン」に仕上がっています。

各レッスンの最後につけられたまとめの「ポイント」を活用すれば、読んでからすぐに、博士の提唱する「思考法」や「行動」を、あなたの生活で実践できます。

 

(著者略歴)

ケリー・マクゴニガル

Kelly McGonigal, Ph.D.

 

米スタンフォード大学の心理学者。専門は健康心理学。

ボストン大学で心理学とマスコミュニケーションを学び、スタンフォード大学で博士号(心理学)を取得。

心理学、神経科学、医学の最新研究を応用し、個人の健康や幸福、成功、人間関係の改善に役立つ実践的な方法を提供する講義は人気を博し、スタンフォード大学で最も優秀な教職員に送られる「ウォルター・J・ゴアズ賞」をはじめ数々の賞を受賞。

「フォーブス」の「人びとを最もインスパイアする女性20人」に選ばれる。心身相関を重視する立場から、グループフィットネスやヨガの指導も行っている。

TEDプレゼンテーション「ストレスと友達になる方法」は1100万超えの再生回数を記録し、“プレゼンの名手”としても知られる。

大学で講義するかたわら講演や執筆活動も精力的に行い、2012年に日本で発行された著書『スタンフォードの自分を変える教室』が60万部を超すベストセラーとなり、ビジネス書の年間ベストセラー1位(2013年、日販・トーハン調べ)に選ばれた。

 

 

これが「目標達成できる人とできない人の違い」だそうです。

 

  • 目標達成できる人とできない人の違いは目標達成したいと思う「動機」にあることが研究でわかっている
  •  目標達成できる人は「自発的な動機」から目標設定をしていた

 

 

これが「目標達成できる動機とできない動機の違い」だそうです。

 

【目標達成しやすい動機⇒「自発的な」動機】

  • 健康や幸福感、仕事への満足感など「生活の質を向上するもの」が動機になっている。
  • 自分の「ポジティブな自己認識や性質」と関係があり、「心からなりたい人物像」を反映しているものが動機になっている。
  • 目標達成することで自分の幸せにすぐに影響することが動機になっている。「楽しむことができ、自然に興味を持てる」ものである。

 

【目標達成しづらい動機⇒「外部からの」動機】

  • 「他人からの称賛、お金、昇進」などが動機になっている。
  • 「恥をかきたくない」という思いが動機になっている。
  • 「他人からの承認を得ること」が動機になっている。

 

 

上記をどう考えれば良いか。

 

ざっくり言えば、「ポジティブな気持ちになれること」「心から楽しいと思うこと」「心からなりたい状態」を目標としましょう、ということでしょうか。

目標達成しづらい動機の例として「恥をかきたくない」という動機が挙げられていますが、後ろ向きな動機から立てられた目標はそもそも前向きな気持ちになれないのでしょう。よくアファメーション法で、「〇〇したくない」という否定文の文言はNG、と言われますがそれと同じ理屈なのではないかと思います。

ただ、「他人からの称賛・承認」「お金」「昇進」などを動機とすること自体は、個人的には絶対ダメということではないのではないかと思います。人から認められたとき、感謝されたとき、それは大きな喜びになるはずで、それをモチベーションとして働いている人も多いのではないかと思います。

つまり上記の動機自体がNGなのではなく、それのみが動機となってしまうのが良くない、ということなのでしょう。他人からの称賛やお金を動機とした場合、それ自体がアンコトローラブルなもののため、期待したい称賛やお金が手に入らなそうな場合、簡単に挫折してしまいそうです。

ところが、「ポジティブな気持ちになれること」「心から楽しいと思うこと」「心からなりたい状態」を動機とした場合には、そのマインド自体はおそらく色あせることないため、普遍的なモチベーションが維持されるのではないかと思うのです。

身もふたもない言い方をしてしまえば、楽しいと思えないことを目標にしても辛いだけなはずで、そんなことを目標とすること自体時間の無駄ではないかと思うのです。タン・ベル・シャハー博士が指摘するように、僕たちは「未来の幸福」(=目標達成)のために「現在の幸福」(=楽しいこと)を犠牲にすることはナンセンスと言って良いでしょう。

 

 

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