何年か前にタレントの加藤茶さんが45歳年下の女性と結婚して話題になりました。

お相手の女性が加藤綾菜さんという方で、よくネットで炎上しているようなので、ご存知の方も多いのではないかと思います。

 

結婚当時から金目当てという噂が立っていましたが、それが真実かどうかはともかく、当時お金に不自由のない暮らしが出来ていたのは間違いないでしょう(現在は困窮しているという噂もありますが真相は不明です)。

で、僕が個人的に面白いなあと思ったのは、そんな裕福な暮らしができる中、彼女が「P.E」というアクセサリーブランドの立ち上げたことでした。

つまり、わざわざ「ビジネス」を手掛けたりしなくても、何不自由のない暮らしができるにも関わらず「ビジネス」を立ち上げる、というところがとても象徴的な出来事のように思えたのです。

 

「自分のビジネスを持つ」ということ

 

人間は誰かに自分を認められたい、という欲求があります。

それは、SNS上で言えばFaceBookで「いいね!」がたくさんもらえたとか、Twitterで何万RTされた、とかがわかりやすい承認欲求の例かもしれませんが、その中でも最も嬉しいのは、「自分が本当に好きでやっていること」に対して、「私もそう思う!」という共感を得た時なのではないかと思います。

そしてそれは、「自分の商品(サービス・作品等でもいいでしょう)に、誰かがお金を出してでも欲しいと言ってくれた」ということが、一番わかりやすいのではないかと思うのです。

それは加藤綾菜さんのようにお金持ちであっても例外ではなく、だからこそ彼女は自分のプロデュースしたブランドを立ち上げたのではないかと、僕はそんな風に推測しました。

 

まあその推測が正しいかどうかはともかくとして。。

僕は、誤解を恐れずに言えば、全ての人間が彼女のように、「自分のビジネスを持つ」ことを目指すべきだと考えています。

理由は上記の通り、それこそが自分にとって最大の喜びであるし、社会にとっても大きな価値を生む可能性があるからです。

 

ただしそれは、「起業する」ことと必ずしも同義語ではありません。

企業の中に居て、「自分が心から誇りに出来る商品が作れる」「自分の魂の込めた企画を作り上げることができる」という人は、わざわざ会社を辞める必要もないでしょうし、それは立派な「自分のビジネス」と言えるのではないかと思います。

けれども環境的に社内で自分の理想とすることができないのなら、もっと軽い気持ちでそれを社外で出来ないかを検討してみてもいいのではないでしょうか。

 

 

リスクをヘッジしながら、でも少しずつ前に進む

 

現代社会なら、いきなり「起業」という形をとらなくても、「自分のビジネス」を始める方法はいくらでもあります。

洋服やアクセを作るのが好きな人であればネットショップで販売してもいいですし、小説を書くのが好きな人はAmazonで電子書籍として売ることが出来ます。マッサージをするのが得意な人は身近な人に有料でやってあげるのもできるでしょうし、歌が好きならニコニコ動画に「歌ってみた」動画をアップしてもいいでしょう。

肝腎なことは好きなことを自己満足で終わらせずに、市場に出して評価を受けることだと思います。

そして自分の好きなことが誰かに肯定的に評価されたとき、お金を出してでも欲しいと言われたとき、この喜びはちょっと他の喜びには代えがたいものがあるはずです。

 

よく、成功するかわからないけどとりあえず起業してみた、思い切ってやってみることが重要だ、という方もいらっしゃいますが、僕自身はそうした方法はあまり賛成できません。リスクをなるべく踏まずに成功したい、と考えるのは大人であれば当然の判断だと思います。

だからこそ、まずは安全な場所から、足先だけ水に浸けてみる、お、うまくいくかもと思ったら片脚を浸けてみる、これはいけると思ったら両脚とも突っ込んでみる……、それくらいの慎重さを保ちながら、でも少しずつ先に行くことが重要ではないかと思うのです。

 

僕自身、企業に勤めながら作家業をやっていて、何冊か書いているうちに少しずつですが手ごたえを感じてきて、それでようやく独立した、という人間です。

そして、もし作家がダメだったとしても、元の業界に戻るのはかなり容易で、ぶっちゃけいつでも戻ってこれます。そういう意味では逃げ道を一応確保しながら歩いています。

 

少し本題から外れてしまったので、もう一度話を戻します。

「自分のビジネス」は本当に楽しいですし、他の人をもハッピーにします。そしてもしかしたらそれが、社会を変える可能性すら秘めているのです。

自分ならどんなビジネスができるか、少し真剣に、でももっと気軽に考えてみるといいのではないかと思います。

 

私的な今日のまとめ。

 

  • 「自分のビジネス」を考えてみよう!