怠けぐせや3日坊主に悩む人は多いでしょう。また他人にこうしてほしいのになかなかうまくいかない人も多いでしょう。自分に対しても他人に対しても、行動の変革を促すのはとても難しいものです。

今日はこの「行動を変革させる方法」について見ていきます。

 

 

 

こんな本に書いてありました。

 

『スイッチ!』(チップ・ハース&ダン・ハース)

 

※アマゾンの紹介文より

●顧客サービスをしない方針の会社が「熱狂的な顧客サポート」に目覚めたのはなぜか?
●これまで住民が気にもとめなかった絶滅危惧種を「国のシンボル」にした方法とは?
●ベトナム戦争時に麻薬依存症だった兵士たちが、帰国後ほとんど更生して社会復帰できたのはなぜか?

会社や人生に持続する変化を起こすのが難しい。その原因はわたしたちの脳の中にある。「象使い(理性)」と「象(感情)」の支配権争いだ。象使いがスリムな体形を欲していても、象はがケーキに飛びついてしまう。頭のいい象使いが変化を求めても、象はいまの手順が大好きなのだ。だが、象と象使いの性格を研究していくうちに、ちょっと工夫するだけで、変化は驚くほど簡単なものになることがわかる。 本書では、大きな権限や強固な意志の持ち主ではない「ごく普通の人たち」が、会社や国を動かすような変化を生み出した例を豊富に挙げながら、それらに共通する「変化のしくみ」を明かしていく。
発売直後にニューヨーク・タイムズやウォール・ストリート・ジャーナルのベストセラー・リストで第1位を獲得。アメリカのビジネス界で大人気のハース兄弟による目からウロコの最新作。

(著者略歴)
ハース,チップ
スタンフォード大学ビジネススクールThrive Foundation of Youth教授。専門は組織行動論。ビジネスの有名エピソードから都市伝説まで、他のものよりも広がりやすいアイデアの「粘着性」を研究し、心に残るメッセージの伝え方を教える講義“How to Make Ideas Stick”は毎回数百人の聴講者を集めるほどの人気を博している。テキサスA&M大学で工業工学の学位取得後、スタンフォード大学で心理学の博士号を取得。シカゴ大学ビジネススクール教授などを経て現職

ハース,ダン
デューク大学社会企業アドバンスメント・センター(CASE)のシニア・フェロー。マイクロソフトなどの企業や米国国際開発庁や心臓協会などの団体で講演やコンサルテーションをしている。ハーバード大学ビジネススクールでMBA取得後、同学の研究員、アスペン研究所のコンサルタント、オンライン教育大手のThinkwellの共同創設者などを経て現職

 

 

これが「自分や他人の行動を変革させる方法」です。

 

■正しい方向を向く

  • 「ブライト・スポット」(うまく行っている部分)を発見し、それを伸ばす
  • 具体的でわかりやすい「第一歩目のアクション」を決める
  • 向かった先にある「魅力的なゴール」を呈示する

 

■やる気を与える

  • 理論や理屈ではなく「感情やイメージ」に訴える
  • 変革過程をブレイクダウンして「少しずつ」目標達成をさせていく
  • 「やれば出来る」ということを繰り返し訴える

 

■道筋を整える

  • 出来るだけ「負荷の低いやり方」に変える
  • 行動を起こす「トリガー」(きっかけ)を決める
  • 仲間を集め、「同調圧力」を利用する

 

上記をどう考えれば良いか。

 

「目標管理」手法のノウハウとかぶる部分も多いです。「負荷の低いやり方に変える」「行動のきっかけを決める」「仲間の力を借りる」「少しずつ目標達成していく」などはよく見慣れたものと言えます。

ただ、このフレームワークの秀逸なところは「目標管理」以外の分野の考え方がマージされているところと言えるでしょう。例えば、「ブライト・スポット」は、変えるべきアクションを決めるための「分析方法」の考え方と言えますし、「感情やイメージ」に訴えるという方法は、例えばスティーブ・ジョブズなどが得意とした「プレゼンテーション」や「スピーチ」といった分野の知見と言えます。そうした他分野のノウハウが応用されているのが他の目標管理手法との最大の違いでありこの手法のストロング・ポイントと考えられます。

 

 

 

私的な今日のまとめ。

 

自分や他人の行動を変えるために、

  • 「ブライト・スポット」に着目しよう。
  • 「感情やイメージ」に訴えよう