幸福度を高めるための方法論は数多くの書籍が紹介し、このサイトでも紹介していますが、以下でご紹介するのは特に、「1日の経験の幸福度を高める」方法だそうです。

本日はこれを見ていこうと思います。

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こんな本に書いてありました。

 

『元気は、ためられる』(トム・ラス)

 

※アマゾンの紹介文より

■他人のためにあなたの「時間」や「お金」を費やすことが、人生を鮮やかにする!

人間の行動と幸せについての調査・研究を長年続けてきたトム・ラス氏。

本書の中で語られる「私たちが元気いっぱいになる」ための極意すべては、彼がこれまでかき集めてきた、経営学・心理学・経済学における最新の調査データ、研究論文、記事などをもとに導き出されたものとなっています。 過去100年における「人に元気をもたらす幸福」についての研究と、この本の内容が大きく違うのは、「人生の満足度」(長期的視点)からではなく、「1日の経験(幸福度)」に着目してまとめられているところ。そして、日々の中で見出すささやかな「意義」「人との交流」「心身の健康」の積み重ねこそが、私たちに“元気”と“充実した人生”をもたらす要素だとしています。

例えば、あなたが今から自分のためにコーヒーを買いに行ったとしましょう。数分後にあなたは美味しいコーヒーを飲んでいるかもしれませんが、自身の幸せ度はさほど変化しません。けれども、誰かの分のコーヒーも一緒に買ったならどうでしょうか。そうしたなら、次の瞬間には、あなたもその誰かも同時に幸せな気分に浸ることができるのです。

著者によって収集された膨大なデータが「何が人の元気の素になっているのか」を明らかにし、私たちに気づかせてくれます。
(著者略歴)
ラス,トム
ギャラップ社(世論調査とコンサルティングを専門とする企業)の上級科学者兼アドバイザー、ペンシルベニア大学ゲスト講師、研究者、作家、講演者。ミシガン大学とペンシルベニア大学で学位を取得。人間の行動のビジネスや健康、ウェルビーイング(幸福)への影響について研究を続けている。過去10年間で5冊の著書が、「米ニューヨーク・タイムズ紙」「アマゾン」「ウォール・ストリート・ジャーナル」などのベストセラーリスト入り。多くの経営者やメディアから、同世代の中でもっとも優れた知識人、ノンフィクション作家の1人と言われている

 

 

これが「幸せな毎日を送るための3つのキーワード」です。

 

トム・ラスらの研究チームは、「1日の経験の改善を高める方法」として、以下の3つの状態が重要であることを突き止めた。

  1. 意義:人の役に立つことを行なっている
  2. 交流:ポジティブな交流を行なっている
  3. エネルギー:心身の健康を改善する選択をしている

 

以下が詳細です。

 

 

1.意義

  • 1日の仕事時間の多くを有意義な仕事に費やしている人は、そうでない人よりも、仕事に完全に打ち込む確率が250%も高い

 

2.交流

  • 1日を通じてとてもいい交流が出来たと回答した人たちがとても高い幸福感を得ている確率は、それ以外の回答だった人たちの4倍近くにのぼる

 

3.エネルギー

  • 1日のエネルギーレベルがとても高かった社員たちがその日の仕事に完全に没頭した確率は、そうでない社員の3倍以上にのぼる

 

上記をどう考えれば良いか。

 

トム・ラスの著書は何冊か読みましたが、もともとリサーチャーだった人だけに、それぞれの主張がきちんとした統計データなどに基づいており、とても説得力があってわかりやすいです。ただ、翻訳が悪いのか本書はとてもわかりにくかったですが(タイトルも中身と違いすぎています)。。

 

そういう訳で、もう少しわかりやすく意訳してみると、幸せな毎日を送るためには、

  • 人の役に立つことをすること
  • 誰かと楽しい交流をすること
  • 心身の健康にいいことをすること

が必要、ということをトム・ラスは述べているのです。

 

このうち「1」は、単純に誰かに親切にしたりプレゼントをしたりすることでも幸福度を上げることができますが、「自分の好きなこと」「自分が得意なこと」を使って誰かの役に立つと、人生そのものの幸福を得ることが出来るのでしょう。

また「3」は、例えばいい食事をとる、充分な睡眠をとる、運動をする、瞑想をする、などの方法が考えられます。これもあまり異論を唱える人はいないでしょう。

問題は「2」です。確かに良い友情を育んでいるかどうかが幸福度を分ける1つの要因であることはよく指摘されています。ただ、僕自身、友人といるときと同じくらい一人でいるときも好きなので、一人の時間を減らしてもっと社交の場に出ないといけないのかなと思うと、気が滅入ってきます。これは幸福になることと反するでしょう。

僕自身が考えたのは、交流の「量」を高めるのではなく、交流の「質」を高めるということです。誰かと会っているとき、なるべくポジティブで実り豊かな時間になるよう、前もって何を話すか考えておくとか、できるだけお互いに配慮するとか、相手の好きなものを調べておくとか、そういったことが出来ればいっそう毎日の幸福に近づけるのかなと思いました。

 

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