直感の大切さを説く自己啓発書は多いですが、具体的に「じゃあどうやって直感を呼び出せばいいの?」という方法論まで書かれた書籍が意外と少ないものです。

僕のようにデータ・オリエンテッドな思考のクセを持つ人間には、そのファクト思考、論理思考が邪魔になって直感なんて全然働かないものです。

ではどうしたら直感を働かせることが出来るのか、以下で見ていきましょう。

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こんな本に書いてありました。

 

『「ツキ」の科学 運をコントロールする技術』 (マックス・ギュンター)

 

※アマゾンの紹介文より

一般のサラリーマンから投資家、プロのギャンブラーまで、大きな幸運に恵まれた人物たちすべてに共通していた特徴とは?そこには、一見、常識とは異なる意外な法則性が潜んでいた。

(著者略歴)
ギュンター,マックス
英国生まれの作家、ジャーナリスト、投資家。11歳で米国に移住。プリンストン大学卒業後、『ビジネスウィーク』誌勤務を経て、『プレイボーイ』『リーダーズ・ダイジェスト』『サタデー・イーブニング・ポスト』などの雑誌、新聞に寄稿するようになる。父親はスイス銀行界で活躍した人物で、世界的に名を知られた「チューリッヒの小鬼たち」と呼ばれたうちの一人。自らも13歳で株式マーケットに参入し、財を成す

 

 

 

これが「直感を呼び起こす方法」です。

 

何か判断を下す際に、分析的思考、論理的思考、合理的な判断は全てやめる。

今、どんな感覚、感情を持っているかを確かめる。次に、どういう出来事、どういう記憶がその感覚や感情の原因になっているかを細かく調べていく。

 

ポイントは以下の3点。

  • その直感に充分な情報の裏付けがあるかを確かめる
  • 「願望」と直感を混同しない
  • 自分の直感を疑わず、常にその場の印象や雰囲気を掴むようにする

 

 

これが詳細です。

 

・まず自分に問う。

例:「今の状況について何を感じている?」

・問いの答えが返ってくる(答えが「言葉」ではなく「感覚」に過ぎない場合もある)

例:「怖い、心配」

 

・感覚や感情をより明確にするため、更に問う。

例:「怖いってどんな風に?」

・するとまた答えが返ってくる。言葉にならない部分もまだ多い。

例:「自分の力ではどうにもならない感じ……何かが壊れそうで、壊れないように必死で持ちこたえているのだけれど、もうすぐ壊れるような気がして心配…」

 

・更に詳しく問う。

例:「一番心配なことは何?」

・答えがやや具体的になる。

例:「ジョージに関することだと思う。彼が、わからないように私の妨害をしているような気がする」

 

・更に問う。

例:「妨害とは?どういうことをするの?」

 

 

上記をどう考えれば良いか。

 

この方法論のポイントは、直感ではなくまずは「印象」や「感覚」を自問自答しているところです。いい気持ちがするのか、イヤな気持ちがするのか、まずはざっくりとした印象を探り、更にその根拠となるファクトを突き止めていきます。

純粋な直感的判断だけなら、最初の問いである「今の状況について何を感じている?」だけでもいいのでしょうが、その後にその感覚に対する根拠となる情報を明らかにすることで、その直感的判断に論理性を付与しています。

逆説的なようですが、そうすることで、「論理的」にもその直感判断の正当性を確認することができて、その判断を信ずることができるのだと思います。

 

個人的に、判断に迷うときには直感を頼るようになってから、ずいぶんと難しい決断をするのが楽になりました。極論、その決断に対して「いい気持ちがするのか、イヤな気持ちがするのか」だけで判断するだけで、意識の底で認知している、予測されうる障害を回避したり、チャンスに飛び込んだりすることが出来るのです。

 

直観的判断はこちらの記事も参考になります。

 

 

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