「自己暗示」「プラシーボ効果」「ピグマリオン効果」など、心理学的に、「何かを信じる」ということで、ふだん以上のパフォーマンスを発揮するという事例は度々耳にします。言うなれば、「引き寄せの法則」や「アファメーション」なども、この応用と考えて良いでしょう。

では具体的に、「信じる」ことでどんな力が生まれるのでしょうか。今日は「信じる」力について、迫ってみたいと思います。

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こんな本に書いてありました。

 

ソースは以下になります。

『なぜ、これを「信じる」とうまくいくのか』 (マシュー・ハトソン)

 

※アマゾンの紹介文より

「信じる力」のカラクリを心理学的に解明!世界一シンプルな人生を変える方法、それは「信じる」、たったそれだけである。おまじない、験担ぎ、迷信、思い込み…不思議な力を科学的に解明する!

 

 

以下が「信じる」ことで発揮される「力」の例だそうです。

 

  1. ゴルフのパターを渡し、「これはプロゴルファーのベン・カーティスのものだ」と教えられた被験者は、そう言われなかった被験者に比べて38%も多くパットを決めた
  2. 空のビンを2本置き、両方に砂糖を入れる。次に、1枚は「グラニュー糖」、もう1枚は「シアン化ナトリウム(毒)」と書かれた2枚のラベルを見せ、それぞれのビンに好きな方のラベルを貼ってもらう。その後、実験者が2本のビンから中身(砂糖)をすくって水の入ったカップに入れ、どちらを飲みたいかを尋ねると、50人中41人が「グラニュー糖」のビンで作った砂糖水を選んだ
  3. ブードゥー教による「死の呪い」をかけられると、「戦うか逃げるか」の選択を迫られるような状況に直面するようになり、交感神経の働きが活発化しアドレナリンが身体をかけめぐり、血管が収縮し、脳や筋肉に優先的に血液が送られる。すると今度は急激に血圧が下がり、心停止を招く。つまり「死の呪い」は実際に効果がある。
  4. パターゴルフを試してもらう際に、あるグループには「これはラッキーなボールですよ」、あるグループには「みんなこのボールを使いましたよ」と言った。すると、パットが決まった回数は、「みんなのボール」が4.75回だったのに対して、「ラッキーなボール」が平均6.42回だった。
  5. プラスチックの箱に空いている36個の穴に、中に入っている36個のボールを入れるゲームを試してもらったところ、「幸運を祈っているわ」と声をかけたグループは約3分で終了したのに対して、声をかけなかったグループは5分半かかった。
  6. 「引き寄せの法則」は実際に効果がある。ただしそれは、スピリチュアルなものではなく、「自分になりたい姿や未来を思い描くと、無意識のうちにそのように行動し、なりたい姿や手に入れたい未来を実現できる」から。更に楽観主義がパフォーマンスを高めてくれるから。

 

 

上記をどのように考えるか。

 

私たちはこんなにも「信じる」ものに影響され、そして時にはそのおかげで通常以上の力を発揮し、良い結果を得ることが出来ます。その証拠は上述した実験結果の通りです。

そして、本書の著者、マシュー・ハトソン(MITで修士号を得ています)は、「引き寄せの法則」の効果を心理学的な見地から、はっきりと「効果がある」と述べています。これは特筆すべきことだと思います。

翻訳がうまいのもあるのでしょうが、本書はマシュー・ハトソンのシニカルで素直な語り口が非常に小気味良く、非常に面白く読むことができました。読後感も非常に良いです。紛れもない名著だと思います。

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