人間関係って難しいですね。
小さい頃からずっとそう思っていたし、大人になればそんな悩みから解放されると思っていたのですが、人の価値観が全員異なる以上、きっと死ぬまで付きまとう問題なんだろうなあという気がしています。
本日は、相手から信頼を得るための、「箱の法則」というものを見ていこうと思います。
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ソースは以下になります。
『自分の小さな「箱」から脱出する方法』(アービンジャー・インスティチュート)
※アマゾンの紹介文より
(著者について)
アメリカ・ユタ州に拠点を置く研究所。哲学者T.ウォーナーが創設メンバーに加わっていたという異色の集団。現在ではビジネス、法律、経済、哲学、教育、心理学の専門家が一堂に会し、組織内にある人間関係の諸問題を解決することによって、収益性を高めようという独自のマネージメント研修やコンサルティング業務を行なっている。ちなみにarbingerとは先駆けの意。
「箱」(「箱の中」「箱の外」)とは、以下の概念を指します。
- 「箱の中」 :自分や他の人たちを歪んだ目で見ている。他の人を「人間」ではなく「物」として捉えている状態
- 「箱の外」 :他の人や自分をあるがままの「人間」として見ている状態
■「箱」の原則
- 自分が他の人のためにすべきだと感じたことに背く行動を「自分への裏切り」と呼ぶ。
- 一旦自分の感情に背くと、周りの世界を自分への裏切りを正当化する視点から見るようになる。
- 周りの世界を自分の正当化する視点から見るようになると、現実を見る目が歪められる。
- 従って、人は自分の感情の背いたときに、箱に入る。
- 時が経つに連れて、幾つかの箱を自分の性格とみなすようになり、それを持ち歩くようになる。
- 自分が箱の中にいることによって、他の人たちをも箱の中に入れてしまう。
- 箱の中にいると、互いに相手を手ひどく扱い、互いに自分を正当化する。共謀して、互いに箱の中にいる口実を与え合う。
■「箱の中」にいるときにしても無駄なこと
- 相手を変えようとすること
- 相手と全力で張り合うこと
- その状況から離れること
- コミュニケーションをとろうとすること
- 新しいテクニックを使おうとすること
- 自分の行動を変えようとすること
■「箱の外」に出るために必要なこと
- 他の人のために何かをしようと思うこと
⇒そうすることで、相手を「人間」として捉えることが出来る
本当は優しく接するべきなのに、ついそうしなかった。本当は謝るべきだとわかっているのに、出来なかった。本当は「ありがとう」を言うべきだったのに、言えなかった。
こんな経験、誰にでもあると思います。(これが、「自分への裏切り」ですね。)
このモードに入ってしまうと、「いや、俺は悪くない、アイツが悪いんだ」と正当化し、歪んだ見方で相手を見てしまう。(「箱の中」に入ってしまう)
そして、そうするともう正常なコミュニケーションがとれなくなってしまう。
であれば、出発点である「そうすべきだと思ったのにそうしなかった」状態を失くせばいい、という発想なのでしょう。
僕は他人に対する関心が普通より若干薄く、それがゆえに人間関係が希薄になることが多いです。でも、「他人に対する関心が薄い」ということ自体が、「他人を人間として扱っていない」ということと同義語なのかもなあと反省しました。
いつも「他の人に何かをしよう」と思えれば、(たとえその行為が必ずしもその人のためにならなかったとしても、)それはつまり「その人を人間として扱っている」ということになるでしょう。
人間関係やコミュニケーションの本も色々読んできましたが、他の本にはない切り口で面白いと思いました。
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