昨日の続きです。今度は「仕事」に関しての悩みを半減させる方法になります。

当然ながら仕事上でも僕らは日々、悩みを抱えています。そのうち半分くらいをあっという間に解決してしまう方法をカーネギーは編み出した(正確には教えてもらった)そうです。

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こんな本に書いてありました。

 

ソースは以下になります。

 

 『道は開ける』 (デール・カーネギー)

 

 

※アマゾンの紹介文より

 

「悩みに関する基本事項」「悩みを分析する基礎技術」「批判を気にしない方法」など、悩みの正体を明らかにし、悩みを解決する原則を具体的に明示。こころの闇に光を与える書の新装版。

 

(著者について)

1888年、米国ミズーリ州の農家に生まれ州立学芸大学卒業後、雑誌記者、俳優、セールスパーソン等雑多な職業を経て、YMCA弁論術担当となり、やがてD.カーネギー研究所設立。人間関係の先覚者として名声を博す。1955年、66歳で死去。

 

 

これが「仕事の悩みを半減させる方法」だそうです。

 

 

  1. 「問題点は何か?」の問いに対する答えを明確化する。
  2. 「問題の原因は何か?」の問いに対する答えを明確化する。(そのために必要な事実を知る)
  3. 「何通りの解決策があってそれらはどんなものか?」の問いに対する答えを明確化する。
  4. 「望ましい解決策はどれか?」の問いに対する答えを明確化する。

 

 

これが実際の例です。

 

フランク・ネトガーは、次の方法で悩みを克服した。

  • 「問題点は何か?」:忙しく営業にまわっても成績が上がらない
  • 「問題の原因は何か?」:お客さんは「考えてみます」だけで無駄足を運ぶことが多い
  • 「何通りの解決策があってそれらはどんなものか?」:事実を知るために、営業成績のデータを調べると、7割は初対面のお客から契約をとっており、3回以上会って成約に結び付いたのは全体の7%に過ぎなかった。
  • 「望ましい解決策はどれか?」:そのため、訪問は2回までとし、浮いた時間を他のお客さんを掴むためにまわった。

結果、営業成績は2倍になったという。

 

 

上記をどのように考えるか。

 

先般ご紹介した、「悩みの9割を追い払う方法」や「悩みを解決するための魔術的公式」と比べると相違点が幾つかあって非常に興味深いです。

先の2つの方法は、「覚悟する」というステップが入りますが、上記にはそのステップはありません。つまり上記はあまり危機的状況ではない場合のシーンを想定しているのでしょう。危機的状況の場合にはまずは「冷静さを取り戻す」ことが問題解決への最大のKSFになるので、上記が強調されます。が、それ以外の場合でもう少し問題が複雑になっている場合は上記を使う、ということなのでしょう。

今回の方法で最も大切なステップは、「1」と「2」でしょう。そもそも、問題が定義できていないから悩む訳で、何が問題なのかを定義できた段階で半分は解決している、というのはよく言われます。そしてその原因を洗い出すことさえできれば、それに対応する解決策を思いつくのは大抵の場合そんなに難しいことではありません。

繰り返しになりますが、「問題が何か?」を特定できないから悩みに心が冒されてしまう訳で、問題の特定とその要因の分析に集中すれば、確かに仕事上の悩みの過半数は無くなってしまうであろうことは容易に想像がつきます。

 

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