人生において悩みは尽きることがありませんが、たとえ悩みが出来たとしても、その9割は以下の方法で追い払うことが出来るそうです。

人間関係の天才、デール・カーネギーは、「悩み解決」の分野でも非常に優れた研究実績をのこしています。

今日はこれを見ていきたいと思います。

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こんな本に書いてありました。

 

ソースは以下になります。

 

 『道は開ける』 (デール・カーネギー)

 

 

※アマゾンの紹介文より

 

「悩みに関する基本事項」「悩みを分析する基礎技術」「批判を気にしない方法」など、悩みの正体を明らかにし、悩みを解決する原則を具体的に明示。こころの闇に光を与える書の新装版。

 

(著者について)

1888年、米国ミズーリ州の農家に生まれ州立学芸大学卒業後、雑誌記者、俳優、セールスパーソン等雑多な職業を経て、YMCA弁論術担当となり、やがてD.カーネギー研究所設立。人間関係の先覚者として名声を博す。1955年、66歳で死去。

 

 

これが「悩みの9割を追い払う方法」だそうです。

 

 

  1. 悩んでいる事柄を詳しく書き出す
  2. それについて自分に出来ることを書き記す
  3. どうするかを決断する(決断したら覚悟を決めて考え直さない)
  4. その決断をただちに実行する

 

 

これが実際の例です。

 

 

  • ガレン・リッチフィールドは、戦時中、中国で日本軍に資産を差し出すことになった。
  • だが、75万ドル分の一部の証券は除外しておいたところ、それが事務所で発覚してしまい、日本軍の将官は怒り狂っていたという。最悪、拷問部屋に連行される。
  • 彼はどうすべきか悩んだ挙句、次の方法で解決した
  • まず「悩んでいる事柄は何か?」と書き、その内容を書き出した。「明日の朝、拷問部屋に投げ込まれないかびくびくしている」
  • 次に、「それに対して、何が出来るか?」と書き、何時間もかけて考え抜いた末、以下の4つ行動と予想されるその結果を書き出した。
  • 「①将官に釈明する」⇒将官は英語が話せないので通訳を介したらまた激怒される可能性がある。そうしたら面倒な釈明を聞くよりも拷問部屋に投げ込むだろう。
  • 「②逃亡する」⇒まず不可能。たえず監視されているからまず捕まって銃殺されるだろう。
  • 「③閉じこもって事務所に近づかない」⇒不審に思って捕えられるだろう。
  • 「④平気な顔で事務所に出勤する」⇒将官は多忙だから忘れている可能性もある。思い出したとしてもほっておく可能性もある。もし尋ねられたとしても弁明のチャンスくらいあるだろう。そうすれば拷問部屋行きを逃れるチャンスは2回あることになる。
  • 思案の末、④を採用することを決断すると、たちまち心は晴れ晴れとしてきた。
  • 次の日事務所に行くと、将官は彼をじろりと睨んだが何も言わず、命拾いをした。

 

 

 

上記をどのように考えるか。

 

この方法が優れている点は、以下の2つの方法により、ロジカルに問題解決を導いている点です。

まず、「書く」という方法。書くという行為は思考しているよりも主語述語や因果関係を明確にしないといけない分、論理的かつ冷静な思考がしやすくなります。

次に、「決断したら覚悟する」という方法。いつまでもどうしよう、どうしよう、と悩んでいる方が正常な判断力を失うことになります。これに対して、覚悟することで、冷静さを取り戻して、よりよい結果を喚起しやすくなるものです。

聞いてみるとごく単純な方法ですが、論理的思考能力を発揮して問題を解決するための「冷静さ」を取り戻す方法として非常に優れた方法と言って良いでしょう。

 

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