仕事やプライベートで相手の信用を得ることは重要なことです。
逆に、芸能人や政治家の不祥事などが象徴的なように、一度でも信頼を失ってしまうと、再びその信頼を取り戻すのは至難の技です。
そこで今日は、『7つの習慣』でスティーブン・R・コヴィーが紹介している、「相手の信頼を得るための6つの原則」を見ていきたいと思います。
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※アマゾンの紹介文より
本書は1990年に初版が出版されたときにセンセーションを巻き起こしており、以来1,000万部以上を売り上げ、ビジネス書として今でもベストセラーを続けている。著者のスティーブン・コヴィーは、国際的に高い評価を受けるリーダーシップ研究の第一人者。真に成功を果たすには個人としての有効性と職業としての有効性をバランス良く備えることが重要だと認識しており、それを反映して本書は、この2つの領域でより効果的に行動するための手引書となっている。ここで引用される具体例では、ビジネス上の課題を題材にしたものと同じくらい家庭内における状況を数多く取り上げている。
7つの習慣を身につける前に、コヴィーが「パラダイムシフト」と呼ぶところの、世の中の仕組みに対する認識と解釈の転換をまず実現する必要がある。著者はこの転換の実現を支援し、生産性、時間管理、前向きな思考、「予防的に働く筋肉」(何かに反応するのではなく自発的に行動すること)の開発など、他にも多くのことに関する認識と行動に影響を与えている。
本書は明日からでも実践できることを謳い文句にしたヒント集ではない。そのコンセプトは時に複雑であるため、流し読むのではなく、じっくりと腰を据えてここから学び取りたいと感じる筈である。読み終えたときには、どの章にも付箋や手書きの注釈が数多く残され、コヴィーの集中セミナーに参加したような充実感に満たされることだろう。
- 相手を理解する
- 小さなことを大切にする
- 約束を守る
- 期待を明確にする
- 誠実さを示す
- ヘマを犯したら、誠意をもって謝る
1.相手を理解する
- 相手の関心事や欲求を相手の立場で理解する
2.小さなことを大切にする
- 小さな心づかいや礼儀を大切にする
3.約束を守る
- 守れない約束はしない、約束する際は不確定要因なども鑑みて最善の注意を払う
4.期待を明確にする
- 期待や役割が不明瞭だとそれに応えることができず、お互いの信頼関係が傷つく
5.誠実さを示す
- 言行一致させ、一貫性を持って行動する、いない人の悪口を言わない
6.ヘマを犯したら、誠意をもって謝る
- 間違いを犯したなら誠心誠意謝らなければならない
正確に言うと、コヴィーは上記を「信頼残高を作る預け入れ」と呼びます。つまり、上記はうまく出来れば相手からの信頼を得ることができる代わりに、もしうまく出来なければ相手からの信頼が一気に失ってしまう、という信頼度を左右するポイントなのです。
このうち、最も気を付けないといけないものは、「2.小さなことを大切にする」「3.約束を守る」「5.誠実さを示す」「6.ヘマを犯したら、誠意をもって謝る」の4つかなと思います。もしこれが守れないようであれば、つまり、非礼な振る舞いを見せられたり、約束を破られたり、誠実な態度をとられなかったり、誠意を持って謝れなかったりしたら、自分だったら一気に相手への信頼をなくしてしまうでしょう。
2~4を守ることは大前提として、更にその上で「1.相手を理解する」「4.期待を明確にする」がうまく出来るようになると、相手からの信頼感は完璧なものになるでしょう。この6つの原則を当然のように出来るようになりたいものです
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