以前にも書きましたが、「自分が本当に望んでいるものは何か?」(夢、願望、目標、欲望など)というテーマほど捉えにくいものはありません。(「望んでいないもの」はわりと挙げやすいと思いますが。。)
そのために、自分の深層心理に迫る様々な分析手法やアプローチの仕方が提案されていますが、以下に挙げるのもその一つです。
「クリエイティブ・ワークショップ」と言います。
こんな本に書いてありました。
『運命が好転する実践スピリチュアル・トレーニング』 (エスター・ヒックス/ジェリー・ヒックス)
※アマゾンの紹介文より
ネガティブから抜け出し、満ち足りた人生に変えるための22のやさしいプロセス。
これが「クリエイティブ・ワークショップ」のやり方です。
- 紙を4枚用意し、紙の一番上に、「私の体」、「私の家」、「私の人間関係」、「私の仕事」という見出しを1枚ずつ書いていく
- それぞれに関して、「望むこと」を書き出していく。難しく考えず、何も思い浮かばなければ次の見出しに移る。
- 願望を書き終わったら、次は望む理由を書いていく。
■例:「私の体に望むこと」
- 理想の体重に戻りたい
- 魅力的な髪型にしたい
- 新しい素敵な服が欲しい
- 健康で綺麗な体を作りたい
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■例:「理想の体重に戻したいのは・・・」
- その体重だと、心も体もすっきりするから
- お気に入りの服を着られるから
- 新しい服を買うのが楽しくなるから
上記をどう考えれば良いか。
このエクササイズ自体は、普段からより「引き寄せ」をしやすくなる意識を持てるようになるエクササイズとして紹介されています。が、僕は個人的には、そんなスピリチュアルな手法というよりは、自己分析の手法として活用できるのではと考えています。
以前紹介した「ラダリング」という手法と同様、あなたが望むものを書いたあとに、「望む理由」を書いていきます。つまり、一次的な願望はあくまで表層的なものであり、その裏側にある二次的な願望、すなわち「望む理由」=「その願望を叶えることで得たい価値」こそ、真の自分の望むものであると考えられる訳です。
本書にはそこまで書いていませんが、「望む理由」を書いたあとに、そのリストを眺めてみて、それらの根っこにある自分が求めている真の「価値」とは何なのか、分析してみることをお勧めします。
上記をどう考えれば良いか。
- その願望を「望む理由」を考え、自分が重視している価値を分析しよう。