ジョンソン大統領は、ケネディ大統領政権下で副大統領を務め、ケネディ大統領が暗殺された後、政権を引き継いでアメリカの第36代大統領になった人物です。
彼は、「人に好かれるための10の原則」をいつも机の中にしまっておき、いつもこの原則に従って人間関係を築いていたそうです。
これを見ていきましょう。
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こんな本に書いてありました。
※アマゾンの紹介文より
あなたがより高い成功や業績、より大きな幸福を手にしたいと思うならば、物事を大きく考え行動することだ!考えの枠を広げる方法を説くシュワルツ博士の名著。
これが「人に好かれるための10の原則」だそうです。
- 人の名前を覚えることに熟達しなさい。これが下手だということは、その人にあまり関心がないということになる。
- あなたといるのが何の苦痛でもないような、穏やかな人間になりなさい。古帽子や古靴のような人物に。
- どんなことにも心を乱されないような、リラックスした、気楽な性質を身につけなさい。
- 自分をひけらかしすぎる人間になってはいけない。自分は何でも知っているぞという印象を与えないこと。
- あなたと交際すれば何か価値あることが得られるような、幅の広い人物になるよう心がけなさい。
- あなたの個性から「不調和な」要素を取り除きなさい。たとえそれが無意識的なものであっても。
- 過去の誤解や、今持っているあらゆる誤解をなくすように、真剣に努力しなさい。
- 人を好きになりなさい。本当にそうなるまで実行しなさい。
- 成功した人にはお祝いの言葉を、悲しんだり失望したりしている人には慰めの言葉をかけなさい。
- 人々の精神的な力となってあげなさい。そうすれば彼らは、あなたを心から好きになってくれるだろう。
上記をどう考えれば良いか。
上記を類別すると、大きく分けて2種類に類別することが出来そうです。
- 2・3・4・6・7: (ベースとして)人に嫌われないための原則
- 1・5・8・9・10: (より積極的に)人に好かれるための原則
前者に関しては、あまり騒々しく、すぐヒステリックになり、すぐ自分をひけらかすような人を好む、という人はめったにいないでしょう。
後者に関しては、「名前を覚える」「自分から好きになる」といった、「カーネギーによる好かれる6原則」と共通する項目が出てきます。加えて、の「9.成功した人にはお祝いを、失敗した人には慰めの言葉をかける」という項目が出てきますが、これは非常に妥当性が高いと思います。心理学的には、成功したときにお祝いを、失敗した人には慰めの言葉をかけてくれる人を「信頼できる人間だ」と感じるという心理傾向があるからです。
ただし、個人的には「5.幅の広い人物になる」や「10.精神的な力になる」というのは抽象的すぎてあまりピンと来ませんでした。(翻訳が悪いのかもしれませんが。。)
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