D・カーネギーも述べている通り、人間はどんな人でも自分への批判や非難を聞きたくない生き物で、それはその批判に正当性がある・なしに関わりません。なので、相手と有効な関係を築きたい場合には、それがどんな内容であれ、相手を批判したり非難したりすることは避けるのが在原則です。

ただし、生きていれば相手に苦情を言わざるをえない時も出てくるものです。そんなとき、カドを立てずに自分の気持ちを伝えるテクニックがあります。それが「XYZ法」です。

今日はこれを見ていきたいと思います。

 

 

こんな本に書いてありました。

 

 

『EQーこころの知能指数』 (ダニエル・ゴールマン)

 

 

※アマゾンの紹介文より

人の能力はIQでは測れない。人生に成功するかどうかを決めるのはEQ(こころの知能指数)だ。心理学博士ゴールマンの提唱した「EQ」はまたたく間に全世界に広がり、各国で大ベストセラーになった。IQ偏重で歪んだ社会の病理をあばき出し、本当の頭のよさとは何かをわかりやすく説く現代人必読の名著。

 

(著者について)

【ダニエル・ゴールマン】

カリフォルニア州ストックトンに生まれる。ハーバード大学大学院にて心理学の博士号を取得。ハーバード大学で教鞭をとった後、「サイコロジー・トゥデー」のシニア・エディターを9年間務める。1984年からは「ニューヨーク・タイムズ」紙でおもに行動心理学について執筆してきた。ジャーナリストとして数々の賞を受賞。本書はアメリカだけでなく、日本も含めた全世界で大ベストセラーとなった。

 

 

 

これが「XYZ法」です。

 

 

 

  • 苦情を述べる際に、「あなたがXしたので、私はYな気持ちになった。Zしてくれればよかったのに」という用法で述べる

 

 

 

詳細

 

 

【例】

  • ×:「あなたって思いやりのない人ね。自分勝手だわ。」
  • ○:「あなたが夕食の約束に遅れるという電話をくれなかったので、私は大切に思われていない気がして腹が立った。遅くなるなら電話で知らせてくれればよかったのに」

 

 

【ポイント】

ポイントは以下の通り。

 

  • 具体的に言うこと
  • 解決策を示すこと
  • 直接伝えること
  • 気持ちを察すること

 

 

 

上記をどう考えれば良いか。

 

すごく単純で使いやすい、非常に優れたテクニックだと思います。

 

「実例」で言うと、前者は「あなた」を主語にしているため、あなたの行為や人格を攻撃する言葉が続いてしまいます。

でも後者は「私」を主語にしているため、どんな気持ちになったことを述べているだけで、直接相手を攻撃してはいません。そのため、相手はそこまでいやな気持ちにはならないで、相手の言うことを素直に聞くことができるのです。

このように、言いにくいことを言うときには、「私」を主語にするというポイントを忘れないようにしましょう。

 

私的な今日のまとめ。

 

  • 言いにくいことは「私」を主語にして話そう。