「お金持ちになるための法則」みたいなのは、世の中に溢れています。
例えば、
「資産家になる7つの法則」。
などなど。です。
その中でも、僕が知る限り最もシンプルなものが、以下に挙げる、「お金持ちになるための3つのルール」です。これを見ていきたいと思います。
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ソースは以下になります。
※アマゾンの紹介文より
チャンスはやってくるものではありません。目の前にあって発見されるのを待っているのです。牧師にして大学学長であった著者が、全米各地で行った講演から生まれた一冊。1世紀以上にわたって読み継がれてきた自己啓発書。
ラッセル・コンウェルによる「お金持ちになるための3つのルール」とは以下の通り。
- 人々のニーズを知り、それにこたえる
- (そのために、)家族や隣人など身近な人々を観察し、彼らの要望に耳を傾ける
- (つまり、)些細に見えるものほど、大きな可能性を秘めている
この「3つのルール」は、『ダイヤモンドを探せ』という自己啓発書に書いてあります。この本自体は、個人的にはとりたてて素晴らしいというほどのものではありませんでした。ただ、本書の最後に総括のように書かれているこのルールは少し面白いなと思ったのでご紹介させていただきました。
この3つのルールはいわば、「マーケティング」という概念の最もプリミティブな形と言えるでしょう。マーケティングとは、ドラッカーによれば、究極的には「セールス」(営業)を不要にすること、だそうです。つまり、売り込みをかけなくても、人々のニーズを知ってそれに応えれば自然に売れていくという考え方であり、「ルール①」と同義です。
マーケティングの世界では、次に人々のニーズを知る手段として、市場調査(マーケティングリサーチ)が重視されます。ところが、ラッセル・コンウェルの「ルール②」はもっとシンプルで、「身近な人を観察するだけで良い」としているのです。この考え方自体は、市場調査の基礎である統計学の考え方とは反しますが、最もシンプルで簡単な「市場調査」としては、充分にヒントになりえるものだと思います。
僕たちの周りには、何十人という人間がいて、しかも特に近くにいる人間は、その本人と趣味嗜好が比較的近いクラスタの人たちと言えるでしょう。であるならば、彼らこそがまずは狙いやすい「市場」であり、その市場を代表する人たちを観察するというのは非常に理に叶った考え方と言えるかもしれません。
ということで、少し目からウロコが落ちたので、ご紹介させていただきました。
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