落ちこんだときに立ち直る手法として幾つかご紹介してきましたが、「ABCDEモデル」や「トリプルカラム法」と似たような手法として、「思考の幸せ比べ」というものがあります。

これをご紹介したいと思います。

出典は『運命が好転する実践スピリチュアル・トレーニング』(エスター・ヒックス/ジェリー・ヒックス)という文字通りスピリチュアル系の書籍です。僕は基本的に非科学的なものは一切信じないタイプなので、スピリチュアル系のものはあまり好きではないのですが、この本は、語り口は完全にスピリチュアルのそれですが、書いてある内容は心理学系の書籍と共通する部分が多く、かつ紹介されているエクササイズが非常に素晴らしいものが多くて、重宝しています。

 

 

ソース

 

 ソースは以下になります。

 

『運命が好転する実践スピリチュアル・トレーニング』 (エスター・ヒックス/ジェリー・ヒックス)

 

 

※アマゾンの紹介文より

ネガティブから抜け出し、満ち足りた人生に変えるための22のやさしいプロセス。

 

 

概要

 

1.ネガティブな感情を抱いたら、それを大げさに表現して書いてみる

 

【例】

  • 彼女は私の生活の邪魔をする
  • 彼女は私のことはどうでも良いと思っている
  • 彼女は手伝おうという気も見せない

 

2.気持ちを表すことを書いたら、次に「これから気分が良くなることを考えてみよう」と言い聞かせ、ポジティブなことを書きながら気分が良くなるかどうかを試してみる

 

【例】

  • 彼女は私の話に耳を貸そうとしない(変化なし)
  • 彼女が散らかしてもほっておこう(変化なし)
  • 彼女をもっと厳しくしつけよう(悪くなる)
  • 家を綺麗にしておくことは大切なのだ(少し良くなる)
  • 彼女は他のことで頭がいっぱいなのだ(良くなる)
  • 10代の女の子にはありがちなことだ(良くなる)
  • いますぐに解決しなくても良いだろう(良くなる)
  • 彼女にも良いところがたくさんある
  • 人生は家を綺麗にすることだけではない

 

3.どれが正しく、どれが間違っているということはなく、思考から生まれる感情に注目し、より幸せになれる思考を選ぶことが大切

 

 

解説

 

「ABCDEモデル」とかなり類似した手法です。

「1」でネガティブな感情を吐き出すステップは、「ABCDEモデル」で言うと「B」(Belief)に相当します。また「2」で幸せになれる思考を選ぶステップは、「ABCDEモデル」で言うと「D」(Disputation)に相当します。

ただし、「ABCDEモデル」では吐き出したネガティブな感情に直接「反論」をしていくという方法をとるのに対して、この「思考の幸せ比べ」ではネガティブな感情は一旦おいておき、ポジティブな感情になれそうな考えを自由想起していくという方法をとります。

どちらが優れていてどちらが劣っているということはないので、自分に合った方を身につけると良いかと思います。