「良いスピーチのコツ」みたいな本は世の中に溢れていますし、例えば『人を動かす』のデール・カーネギーの専門分野でもあるので、カーネギーを読んでおけば事足りるような気がします。
ただ以下にご紹介するものは、会話分析の専門家がまとめている「スピーチのテクニック」なので説得力があります。
本当に簡単にですが、これを見ていきたいと思います。
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ソースは以下になります。
※アマゾンの紹介文より
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(著者について)
ジェフリー・フェファー(Jeffrey Pfeffer)
スタンフォード大学ビジネススクール教授(トーマス・D・ディー2世記念講座)。専門は組織行動学。1979年よりスタンフォード大学で教鞭をとる。これまで13冊の著作を持ち、ハーバード大学ビジネススクール、ロンドン・ビジネススクール、IESEなどで客員教授や講師を務めている。 <主な著書>『影響力のマネジメント』、『事実に基づいた経営』、『人材を活かす企業』、『なぜ、わかっていても実行できないのか』などがある。
※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。
会話分析を専門とする社会学者のマックス・アトキンソンは説得力を強め共感を呼ぶためのスピーチのテクニックとして以下を挙げている。
1.敵対的構図を際立たせる
- 外敵(現実の敵でも想像上の敵でもOK)を設定することは、グループ内の連帯感を高める最良の方法である
2.間をとる
- 間をとることで聴衆に強い印象を与え、賛同を促し、場合によっては拍手を誘導することが出来る
3.論点を箇条書きに書き出してみる
- 3項目程度が望ましい。「申し上げたいことが3点あります。1点目は~」のように話せば、あらかじめ準備し論点を整理し、問題を多角的に検討してきたことを聞き手に示す効果がある
4.対比を使う
- 争点を浮き彫りにさせるような題材を選び、できるだけ文や節の長さを揃え、同じ文法構造を使って対比させると効果的である。
5.下書きやメモを見ない
- とくに演説で原稿を見ずに話せば、テーマを熟知しており即興で話しているとの印象を与えることが出来る
③は一般的にもよく言われることでしょう。マッキンゼー社のコンサルタントがマジックナンバー3、つまりポイントを必ず3つにまとめるという話は有名な話ですね。
ただそれ以外にも、「②間をとる」や「④対比を使う」など、非常に戦略的で実践しやすいロジカルなテクニックが紹介されています。このあたりは、スピーチだけでなく日常の中のわかりやすい説明などでも応用可能かもしれません。
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