人生に悩みはつきもので、その度に「どうしたら事態が解決するんだろう?」「どっちの方に進のが正解なんだろう」とか思ったりしますよね。

どんな時でも、「たちどころに事態を解決する方法」や「絶対に正しい答え」を知る方法があるとしたらどうでしょうか。

極端な話、今後すべての悩みから解放されるということかもしれません。でも、そんな夢のような話があるのでしょうか?

国際コーチ連盟の初代会長であるシェリル・リチャードソンが提唱するのは、「もう一人の私(「ワイズセルフ」=賢明なる自己)に答えを教えてもらう」という方法です。

今日はこれを見ていきたいと思います。

 

 

ソース

 

 ソースは以下になります。

 

 『最強のセルフプロデュース術』 (シェリル・リチャードソン)

 

 

※アマゾンの紹介文より

大好きな人から連絡がこない、無駄使いしすぎてまた赤字、上司の態度に爆発寸前…。いま話題の「コーチング」が、そんなあなたに何が必要かを教えてくれます。

 

(著者略歴)

リチャードソン,シェリル

個人指導のコーチで、国際コーチ連盟の初代会長。生活の質を落とすことなく仕事での成功を勝ち取ろうとする国際的企業や個人を支援する。講演者としても、アメリカの有名大学、大手企業などへプログラムを企画・提案している。彼女の業績は世界中の新聞や雑誌で取り上げられ、数多くのテレビ番組やラジオショーにも出演している

 

 

概要

 

 

もう一人の私(「ワイズセルフ」=賢明なる自己)に答えを教えてもらうには、以下のような方法があります。

 

 

■何かを選ぶ時(例えばどの本を買うか、どの映画を観たらいいか)、心の中で「ワイズセルフ」に指導を求める

⇒その時に脈絡もなく心の中に浮かんだアイデアに注意する

 

■悩んでいること(例えばどの方向に進むべきか、その先に何があるか)について、「ワイズセルフ」宛の手紙を書いてみる

⇒書きながら、頭の中を空っぽにして、頭の中に答えが返ってくるのを待つ

 

■特定の問題について、「ワイズセルフ」に指導を頼んでから、眠りにつく

⇒夢の内容や、夜中や朝起きて浮かんだ考えに注意する

 

■「ワイズセルフ」にはっきり声に出して訊いてみる(「ワイズセルフ、この仕事にはあなたの助けが必要なの!私は行き詰まってどうしたらいいかわからないの!ねえ、私はどうするべきなの?」)

⇒訊き終わって最初に頭に浮かんだことに注意する

 

 

 

 

解説

 

例えばある悩みを抱えている際に、どうするのが自分にとって一番いいのか、あるいは2つの進路で迷っているときに、どちらが自分が本当に満足する方向なのか。

こうしたことに関する知識を世界で一番知っているのは、誰であろう「自分」であると考えられます。

ですから、突き詰めていえば、「自分がどうしたいのか?」ということを基準に考えれば答えは出るわけですが、皮肉なことに、この「自分がどうしたいのか?」という問題が一番捉えにくかったりするので、直感を頼ったり、この例のように「ワイズセルフ」というもう一人の自分を頼ったりするのが有効な方法論な訳です。実際に、「自分の好きな方を選ぶ」際には、直感的に決めた方が後々の満足度が高いという実験結果が出ています

無意識は、意識の上よりも何十倍の情報量が蓄積されているそうです。ですから、無意識で行なった判断の方が、たくさんの情報をもとに判断したより合理的な判断という言い方もできます。ただ、無意識による判断はその本性上、「なぜその判断なのか?」という理由づけができませんし、理由づけを行なおうとした瞬間に、その判断が狂ってしまいます

 

ですので、「ワイズセルフ」に聞いて、「理由はわからないけどこっちが正しい」という答えが返ってきたなら、無理にその理由づけをせず、その判断に従ってみましょう。