「美人は3日で飽きるがブスは3日で馴れる」みたいなことが言われます。この言葉の是非はともかく、同じ経験を何度も続けて体験すると、得られる喜びが減っていくのは厳然たる事実です。

心理学で言う「馴化」、経済学で言う「限界効用の逓減」というやつです。

ですが、この「喜びの馴れ」を防ぐ方法はないのでしょうか?心理学者はそれを防ぐ2つの簡単な方法を提示しています。

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ソース

 

 ソースは以下になります。

 

 『幸せはいつもちょっと先にある』 (ダニエル・ギルバート)

 

 

※アマゾンの紹介文より

楽しみにしていたお菓子を食べたら、気持ち悪くなった。一生大好きだと思っていた恋人が嫌いになった。この会社に入ったら人生バラ色だと思ったのに、そうでもなかった。やりたいことがいっぱいあったはずなのに、いざ退職してみると暇だった…。こんな経験は誰にでもあるはずだ。どうして私たち人間は、いつも間違った「未来の幸せ」を想像してしまうのだろうか。その秘密は、私たちのなかにある。実は「幸せ」を想像したい私たちの心と、自分を巧みにだましてしまう脳がグルになっていたのだ!今もっとも注目を浴びているハーバード大学の心理学者が、心理学・脳科学・行動経済学・哲学を縦横に駆使し、さらにたっぷりのユーモアを織り交ぜて語る、楽しいポピュラー・サイコロジー。全米で話題沸騰のベストセラー。

 

(著者略歴)

ギルバート,ダニエル

ハーバード大学社会心理学部教授、および学部長。ヴァージニア大学心理学部教授のティム・ウィルソン博士とともに、未来の感情を予測する人間の心理について研究している。彼の大学における指導や研究は高く評価されており、グッゲンハイム記念財団賞やアメリカ心理学会の功績賞など、数々の賞を受賞。「ニューヨーク・タイムズ」、「フォーブス」、またCNNなど、各メディアで話題になっている

 

 

概要

 

 

「喜びの馴れ」を防ぐ2つの方法とは以下です。

 

  • 変化: 喜びを感じる出来事を少しずつ変化させる
  • 時間: 喜びを感じる出来事の時間的間隔を空ける

 

 

詳細

 

 

■変化: 喜びを感じる出来事を少しずつ変化させる

ベッドで好きな本を読むのが好きなのだとしたら、別の部屋で読んでみるとか、読む本を変えるとかしてみると、また異なった喜びが得られるかもしれません。

 

■時間: 喜びを感じる出来事の時間的間隔を空ける

行きつけのお店でパスタを食べるのが毎週の楽しみだとしたら、頻度を毎月にしてみてはどうでしょう。我慢する時間が長くなった分、得られる喜びはきっと何倍も大きくなるのではないでしょうか。

 

※注意点:「変化」と「時間」はどちらかだけで良い

「変化」と「時間」はそれぞれがそれだけで有効な手段であり、次に経験するまでに時間がたっぷり空いている場合、変化は必要ないどころか、却ってマイナスになってしまうので、注意が必要です。

 

 

 

 

解説

 

上記に書かれている通り、「馴れ」というのは恐ろしいもので、どんなに美味しい料理でも、どんなに胸がときめく異性でも、どんなに綺麗な景色でも、初めてそれと対面したときと比較すると、その後は加速度的にその「喜び」は逓減していってしまうものです。そしてそれを防ぐ方法は上記のように、「中身を変化させること」と「時間的間隔を空けること」の2つです。

このことを知って、僕は、自分が大好きなことほど、それを消費する間隔を空けるようにしています。好きなお酒は週末しか飲まないし、好きな友達と会うのは何か月かに1回くらい、好きな漫画を見つけても、大人買いとはせずに1週間に1巻だけ買う、ということにしています。その方が、次の機会の楽しさが倍増されて、とても楽しいのです。

楽しいことほど早く消費してしまって飽きてしまうなんて、とてももったいないですものね。

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