デール・カーネギーの著書をはじめ、「こうすると人に好かれる」的なリストは多くあります。

いずれも、妥当性と有用性の高いものです。今日はこれを見ていきたいと思います。

 

 

ソース

 

 ソースは以下になります。

 

『積極的考え方の力』 (ノーマン・ヴィンセント・ピール)

 

 

※アマゾンの紹介文より

 

ある意味、人生には“運”というものもあるのかもしれない。しかし一方で、こうした運をコントロールし、左右できる「心構え」や「原則」もある。問題を追い払う方法を学ぶ、精神が問題に屈するのを拒む、考え方を通じ、積極的な力を手に入れる。これらを実践すれば、あらゆる問題を乗り越えることができる。「ポジティブ・シンキング」はここから始まった―デール・カーネギー、ナポレオン・ヒルと並ぶ自己啓発の御三家、ピールの古典的名著が、新訳で登場。

 

(著者について)

1898年5月31日生まれ。牧師。1932年から引退までの50年以上、ニューヨークにあるマーブル協同教会の牧師を務めた。1952年に出版した『積極的考え方の力』が米国で大ベストセラーに。この本は41か国語で翻訳され、世界で2000万部。ラジオやテレビ番組のホスト、週刊誌『ガイドポスト』を主宰、人々の精神に多大な影響を与えた。93年12月24日、クリスマスイブに逝去。95年の生涯を閉じた。

 

概要

 

  1. 人の名前を覚える
  2. 一緒にいて楽な人になる
  3. 心を乱さない
  4. 傲慢さを捨てる
  5. 相手に関心を持つ
  6. 無意識の行動に気をつける
  7. 不満をなくす
  8. 人を好きになるように努力する
  9. 人を祝い、慰める
  10. 精神的に強くなる

 

 

 

詳細

 

 

1.人の名前を覚える

・これをうまくできない人は相手に関心が持てていないことを示している。

 

2.一緒にいて楽な人になる

・古い靴や帽子のような、相手に落ち着きを与える人になろう。

 

3.心を乱さない

・リラックスした、気さくな雰囲気を身につけ、心を乱さないようにする。

 

4.傲慢さを捨てる

・何でも知っている、という態度を見せない。肩の力を抜き、謙虚でいる。

 

5.相手に関心を持つ

・人は関心を持ってくれる相手と一緒にいたいと思い、刺激を得たいと望む。

 

6.無意識の行動に気をつける

・人の神経を逆なでする要素を知り、取り除こう。無意識にやってないか確認しよう。

 

7.不満をなくす

・過去や現在のあらゆる誤解を解くように努めよう。そして不満を取り除こう。

 

8.人を好きになるように努力する

・「私は嫌いだと思う人に会ったことがない」というウィル・ロジャーズの言葉を思い出し、それを実践するように努力しよう。

 

9.人を祝い、慰める

・人の成功を祝い、悲しみや失望を慰める言葉を与えよう。

 

10.精神的に強くなる

・あなたが強くなれば、他の人が良い人生を送るために手を貸すことが出来る。人々に力を与えよう。そうすれば他の人はあなたに愛情を捧げてくれる。

 

 

 

解説

 

ここに挙げられている項目はいずれも妥当性の高いものですが、その中でも個人的にポイントだと思うのは、

1.人の名前を覚える

5.相手に関心を持つ

8.人を好きになるように努力する

9.人を祝い、慰める

という4点です。ここに共通するものは、相手に対して好意や関心を向ける、ということです。

『影響力の武器』(ロバート・B・チャルディーニ)で有名になったように、人間の心理は「返報性の法則」によって誘導される面があり、これは好意という感情にも適応されます。

つまり、「好意の返報性」によって、相手に好意や関心を向けるほど、相手も自分に好意や関心を向けてくれるのです。上記の4点はこの人間心理を利用した戦略と考えられます。

というかまあ、よほど相手が気持ち悪い人間でもない限りは、自分に関心を持ったり、好意を持ったりされて相手のことをイヤに思うことはないでしょう。

特に、「①人の名前を覚える」は、この手の本やリストに必ず入っているほど、単純だけど強力な方法です。これだけでも覚えるとかなり変わるかと思います。