自分の「夢」や「やりたいこと」を知るための第一歩目として、あるいは、人生におけるあらゆる行動の優先順位をつける上で、「自分の価値観を知る」ということは必須でしょう。

「自分の価値観」は自分の無意識の中にあまりにも自然に刷り込まれているがゆえに、それを改めて顕在化させる、というのはなかなか困難です。

そのためには有効な自己分析を繰り返していくほかはない訳ですが、以下でご紹介する自己分析手法は非常に論理的でわかりやすいやり方の1つです。

 

 

ソース

 

 ソースは以下になります。

 

『Dr.ディマティーニの最高の自分が見つかる授業』 (ドクター・ジョン・F・ディマティーニ)

 

 

※アマゾンの紹介文より

「まだ、本気を出していないだけ」と思っている人が、自分の「潜在能力」を一瞬で引き出す方法!「思い通りの人生」に変わるプログラム、完全書籍化。

(著者略歴)

ディマティーニ,ジョン・F.
人間行動学のスペシャリスト、教育者、作家。人間行動学と自己啓発の分野で世界的な権威として知られている。彼が創設したDemartini Instituteは、人間教育のための複数の分野を教える72のカリキュラムを提供する調査教育機関

 

 

概要

 

 

最高の価値観を知るためのステップは以下の通りです。

 

  1. 次に上げる13の質問に回答を3つずつ書き出し、それぞれについてあなたにとって最も重要な例を3つ挙げる
  2. 計39の回答を見て、何度も重複して出てくる答えの奥にある「共通のテーマ」を幾つか見つける。そしてそのテーマリストを答えが頻出する順に並べてみる。
  3. そのランキングの上位5つをピックアップし、優先順位の高い順に並べてみる。
  4. 本当にその順位で合っているかWチェックする。例えば1番目と2番目を比較して、どちらかを選ぶとしたらどちらを選ぶか?という対比較を繰り返していく。
  5. 必要なら順番を入れ替える。納得できるまで検討し、最終的な価値観の優先順位リストを完成させる。

 

⇒このリストが「最高の価値観」になる。何かに迷ったときは、このリストに載っている価値観に基づいて決断すれば良い

 

 

 

詳細

 

 

「1」の質問は以下の通り。

 

①家やオフィス等、あなたのまわりの空間を占めているものは何か?

⇒家族の写真、トロフィー、賞状、CD、DVD、ゲームソフトなど

 

②何に時間を使っているか?

⇒忙しくても、自分に重要なことなら時間を作るはず

 

③最もエネルギーが湧いてくるものは何か?

⇒どんなに疲れていても自分が価値をおくものに対してはエネルギーが湧いてくるはず

 

④最もお金を使っているものは何か?

⇒お金もあなたの価値のおくものに使っているはず

 

⑤最も整理整頓出来ているものは何か?

⇒人は自分にとって重要なことはきちんと整理していて、重要じゃないものは乱雑にほっておけるもの

 

⑥最も頼りにでき、規律正しく、集中できることは何か?

⇒自分の価値をおくものは誰から言われなくても自発的に、規則正しく、集中できる。

 

⑦何について最もよく考えているか?内面を奥深く支配している思考とは何か?

⇒将来なんとくこうなりたいとか実現したら嬉しいと考えること。

 

⑧頭の中で思い描き、そして現実化に向かっているビジョンは何か?

⇒幻想や妄想ではなく、人生について思い描いていること、そしてたとえ少しずつでも現実化していること

 

⑨自分自身に語りかけるトピックで最も多いのは何か?

⇒ネガティブなセルフトークではなく、何かを求めるような会話

 

⑩社交の場で最も頻繁に話す話題は何か?

⇒誰かに尋ねられなくても、あなたがよく話題にすること、したいことは何か。どんな話題があなたを社交的にするか。

 

⑪最も心が動かされるものは何か?

⇒過去に感銘を受けたこと、感動したりしたこと・人は?

 

⑫一貫して立てている長期的な目標は何か?

⇒ゆっくりと、しかし確実に現実化しようしている夢は。

 

⑬最も学びたいと思うものは何か?

⇒書店に行って真っ先に向かうのはどんなジャンルか。読んでいる雑誌や新聞は。どんなコーナーや連載を読んでいるか。必ず見る番組や映画のジャンルは。

 

 

 

 

解説

 

これは非常に帰納法的で論理的な方法だと思います。13個の質問×3つずつの回答=全部で39の答えが出揃えば、ある程度の回答パターン(=自分の価値観の傾向)が見えてくるものだと思います。その回答パターンこそ、自分の価値観そのものです。

そして、このステップの秀逸なところは、価値観を知るだけでなく、幾つかの価値観が洗い出せた後に、その優先順位を比較して、その中で最も優先順位の高い「最高の価値観」を知ることが出来る点です。

このように自らの価値観の優先順位を知ることが出来れば、あらゆる場面における意思決定の判断基準になることでしょう。極論を言えば、二度と迷ったり惑ったりことがなくなるかもしれません。