「「幸せになれる」と科学的に証明されたエクササイズ」シリーズです。

 

以下、過去記事です。

「幸せになれる」と科学的に証明された、2つのエクササイズ。

「幸せになれる」と科学的に証明された、8つのエクササイズ。

 

 

ソース

 

 ソースは以下になります。

 

『幸福優位7つの法則』(ショーン・エイカー)

 

 

※アマゾンの紹介文より

ハーバード大学で人気第1位の講師直伝。「自分は幸せだ」と思える人ほど、よい結果を生んでいる。最先端のポジティブ心理学が解き明かす「成功」と「幸福」の驚くべき関係。

 

[著者紹介]

ショーン・エイカー(Shawn Achor)

グッドタンク代表。ハーバード大学修士号。ポジティブ心理学の第一人者のひとり。

ハーバード大学で学生の評価が最も高いポジティブ心理学講座をタル・ベンシャハー博士のもとで担当し人気講師となる。

コンサルティング会社グッドタンクを立ち上げ、グーグル、マイクロソフト、ファイザー、UBS、KPMGなどの著名企業で 成功と幸福の関係についての実証研究を行いながら、世界45カ国で講演やレクチャーを行う。

 

 

概要

 

「幸福になる」と科学的に証明された行動は以下の通りです。

  • 瞑想をする
  • 何かを楽しみにする
  • 意識して人に親切にする
  • 天気の良い日に外に出る
  • テレビを見ない
  • 運動をする
  • 経験や他人のためにお金を使う
  • 固有の強みを発揮する 

 

 

詳細

 

■瞑想をする

  • 何年も瞑想をしている僧は、左前頭葉前部皮質(幸福感を感じる部分)が普通の人より発達している
  • 瞑想をした直後の数分間、人は安らかで満ち足りた気分になり、知覚と共感が高まる
  • 瞑想を定期的に行えば、幸福度が高まり、ストレスが減り、免疫機能さえも改善されるよいう調査結果がある

 

■何かを楽しみにする

  • 研究によると、お気に入りの映画を観ることを想像しただけで、脳内のエンドルフィンのレベルが27%も上がる
  • 将来の楽しみに期待すると、実際それをするときと同じくらい、脳の快楽中枢が活性化する

 

■意識して人に親切にする

  • 利他的な行為をすると、ストレスが軽減され、精神の健康度が高まるいうことが実証研究によって明らかになっている
  • 1日に5つ何か親切に親切な行為をした人はそうしなかった人に比べて、はるかに幸福度があがり、それがその後も続いた
  • ただし、心理学的には親切を「意識的に」やらなければ意味がない

 

■天気の良い日に外に出る

  • いい天気の日に20分外で過ごすと、ポジティブな感情が高まり、思考の幅が広がり、作業記憶が改善される

 

■テレビを見ない

  • ネガティブな内容のテレビ番組(特に暴力的な番組)を見ないようにすると、幸福度が高まる。

 

■運動をする

  • うつ病患者をグループに分け、あるグループには抗うつ剤を処方し、あるグループには1週間に3回、45分ずつ運動をしてもらったところ、それぞれ幸福度の改善度が同程度見られたばかりか、実験の半年後、うつの再発率を調べたところ、抗うつ剤グループは38%が再発していたのに対して、運動グル―プはわずか9%だった。

 

■経験や他人のためにお金を使う

  • モノに使ったときに得られるポジティブ感情は、短時間で消失するのに対して、経験、特に他の人と共有する経験にお金を使った場合は、価値あるポジティブ感情が長続きする。
  • 実験によると、20ドル与えられ、それを他者のため(ランチをおごる、おもちゃを買ってあげる、寄付をする)に使うように指示された学生は、自分のために使った学生に比べ、幸福度が高かった。

 

■固有の強みを発揮する 

  • セリグマン教授が開発した「24の固有の強み」のテストを受け、上位5つの強みを特定し、そのうち1つを1週間、いろいろな方法で使うように指示されたグループは、それをしなかったグループに比べ、はるかに幸福度が高く、抑うつも少なかった。
  • しかも、実験が終わった後も、幸福度が6か月も高いまま維持された。

 

 

解説

 

他の記事と重複するものも多く、また、一般的には心理的な手法(感謝する、良いことを書きとめる、楽しみにする、幸せな未来を思う、など)も多い中で、

  • 天気の良い日に外に出る
  • テレビを見ない
  • 運動をする

などの、非常に具体的なアクションになっている項目も散見されるのが特徴と言えます。

小さい頃に「テレビばっかり見てないで、外に出て身体を動かしなさい!」などと叱られた経験がある方もいるかもしれませんが、これには科学的根拠があったわけです。

 

そして一番最後の項目、

  • 固有の強みを発揮する 

だけが少し他の項目と毛色が違います。他の項目が今すぐにでも出来る短期的な項目が多いのに対して、上記だけは長期的な取り組みが要求されます。

セリグマン教授によれば、「固有の強みを発揮する」ことによってフローを発生しやすくすることができると言いますが、「幸福」の中でも、特に「フロー」という心理状態に類別されるべきものだと考えた方が良いかもしれません。