「幸福優位7つの法則」の1つ目の法則、「ハピネス・アドバンテージ」です。
日本語に訳すと、文字通り「幸福優位」。つまり、「幸福であるほど優れている」ということです。
このシンプルかつ、非常な重要な原理を見ていきましょう。
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ソースは以下になります。
『幸福優位7つの法則』(ショーン・エイカー)
※アマゾンの紹介文より
ハーバード大学で人気第1位の講師直伝。「自分は幸せだ」と思える人ほど、よい結果を生んでいる。最先端のポジティブ心理学が解き明かす「成功」と「幸福」の驚くべき関係。
[著者紹介]
ショーン・エイカー(Shawn Achor)
グッドタンク代表。ハーバード大学修士号。ポジティブ心理学の第一人者のひとり。
ハーバード大学で学生の評価が最も高いポジティブ心理学講座をタル・ベンシャハー博士のもとで担当し人気講師となる。
コンサルティング会社グッドタンクを立ち上げ、グーグル、マイクロソフト、ファイザー、UBS、KPMGなどの著名企業で 成功と幸福の関係についての実証研究を行いながら、世界45カ国で講演やレクチャーを行う。
「ハピネス・アドバンテージ」とは、
- ポジティブな脳は、通常の脳、ネガティブな脳に比べて、生物学的な優位性を持つ。
⇒ポジティブ感情を高めれば、生産性や業績を高めることが出来る
という法則です。
「ハピネス・アドバンテージ」の法則を裏付ける証左として、ショーン・エイカーは以下のファクトを挙げている。
- 幸せ研究は200の心理学研究を統合し、対象となった被験者はおよそ27万5000人にのぼる
- このメタ分析によって、仕事、結婚生活、健康、友人関係、地域社会とのつながり、創造性などほぼ全ての面で幸福感が成功を導くことが実証された
- 幸福度の高い社員は、生産性が高く、売上も多く、リーダーとしても優れ、高い業績を上げているので給料も高い
- 幸福度が高い人の方が寿命が長い
- ポジティブ感情は可能な選択肢を増やし、思慮深く、創造的にする
- これは生物学的な変化であり、ポジティブ感情によって脳がドーパミンやセロトニンで満たされると脳の学習機能を司る部分の活性を高める
- 嬉しいことを思い出してから知的な作業を行なった子供はそうでない子供に比べ、成果が高かった
- 診断前にキャンディを配った医者はそうでない医者に比べ、ずっと正しい診断が出来た
- ポジティブ感情はストレスや不安を打ち消す効果がある
ごく単純に言うと、記事タイトルにも表したように、「成功したら幸福になれる」のではなく「幸福になれば成功する」ということです。
これは、自己啓発分野におけるコペルニクス的転回と言って良いのではないでしょうか。
うさんくさい自己啓発書の中には、辛くてもとにかく我慢して頑張れ、的なことを説くものも多いです。かの有名な某居酒屋チェーンの会長などはその典型でしょう。確かにそれも考え方の一つですし、実際に「当該分野に費やした時間が多いほど成功している」ということは、「1万時間の法則」をはじめ、それを支持する研究結果も多いです。
ただ、「辛い」とか「我慢する」というマインドセットは、心理学的にはむしろ成功と負の相関にある、という事実を忘れるべきではないでしょう。
僕らは、「成功するために」、辛い思いをしたり我慢したりするのではなく、もっとポジティブで楽しい気持ちを味わうための努力をすべきなのです。
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