既に本サイトやご紹介したように、「他人に親切にする」ことが、自らに幸福をもたらすことは科学的に証明されています。
でも、具体的に「親切にする」といってもどんなことをしたらいいのか、結構悩みますよね。こんなことをしたら相手は喜ぶかもしれない。でも、もしかしたら「大きなお世話!」と思われるかもしれない。。
そんなことを考えると、「親切にする」(=「幸福になる」)ことにすら躊躇してしまうかもしれません。
本日ご紹介するのは、その躊躇を乗り越えるためのエクササイズ、とでも言うべき方法論です。「他者中心の宇宙」と呼ばれるエクササイズです。
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ソースは以下になります。
『幸せになる技術―心の目覚めのための21のエクササイズ』(スリクマー・S・ラオ)
※アマゾンの紹介文より
成功を追いかけているかぎり、あなたに真の幸せは訪れない! 沈黙のなか食事に集中する、心から感謝する、奇跡を起こす…。名門ビジネススクールの大人気講座で教えられている「人生の達人になる方法」を初公開。
(著者略歴)
ラオ,スリクマー・S.
コロンビア大学ビジネススクールの客員教授、ロングアイランド大学教授を務めるほか、ロンドン大学でも教鞭を執る。もともとの専門はマーケティング戦略で、これまでシティコープやダイナーズ・クラブなどの一流企業のコンサルタントとしても活躍した経験を持っている。そのキャリアの中で、将来リーダーとなる若者たちには精神面・倫理面での修養が必要であると感じ、自らがルーツとして持っている東洋哲学や、大学時代に専攻した物理学を応用して「創造性と自己追究」と題する講座を最初はロングアイランド大学で、のちに名門コロンビア大学でも開講したところ、受講希望者が後を絶たない人気講座となった。ビジネススクールで「成功を追わない」ことを教える異色の講師として、多くのメディアが注目している。ニューヨーク州コマック在住
「他者中心の宇宙」のエクササイズは以下のように行ないます。
- 1日2回、1時間限定で、その時間だけは「あなたとやりとりをする相手の利益だけを考えてすべての行動を行なう」
- この奉仕はできれば匿名で行なうか、知らない人に対して行なうと良い
- 会話をする際は、よく考えて相手が何を言っていて何を感じているのかを考えてから答える
- 毎日意識して、世界をちょっぴりだけ良くすることを2つ以上実行する(ゴミを拾う、ショッピングカートを元に戻す、など)
- 想像力を働かせて、どんな人にどんな援助をしたらよいかと考えよう。(銀行口座の貯金をそのままホームレスにあげても本当にその人のためになるとは限らない)
- 最も大切なことは、その人から感謝されることを期待しないこと。それよりも。その人が奉仕の機会を与えてくれたことに感謝してみよう。
- そして最後に、毎日誰かを喜ばせること。
スリクマー・S・ラオは、あなたは既に、どんなことをしたら相手への奉仕になるかを知っているはずだ、と述べています。
- 誰かととりとめのない会話をして心地いい余韻が残ったこと
- 試着した服が心から似合うと店員が言ってくれたこと
- 行列に並んでいた後ろの男性がおかしい冗談を言ってくれたこと
- 友人がいつになく思いやりをあるところを見せてくれたこと
引っ込み思案な人はこうしたことに恐怖すら湧いてくるかもしれない。そういう人はこれをいい機会にして、内気な性格を克服する手段にしてほしい、と述べています。
冒頭述べたように、ただ「他人に親切にしましょう」と言うのは簡単ですが、では具体的にどんなことをすればいいのか、というのは意外と難しい問題です。このエクササイズでもその具体的な答えは呈示されていません。
ただポイントとして、
- 時間限定で行なう
- 匿名で行なう
- 想像力を働かせる
- 感謝されることを期待しない
という何点かによって、より「親切にすることへの心理的抵抗感(恥ずかしさ、照れくささ)」が軽減されているところが秀逸だと思います。
「親切」によって、相手も自分も幸福になれば、こんなにいいことはありませんよね。ぜひ実行してみてください。
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