「ホ・オポノポノ」って聞いたことありますか?

ハワイに伝わる伝統的な問題解決法だそうです。あまりこの手の、スピリチュアルな香りのするものは好きではないのですが、ある程度心理学的にも妥当性があると思われるのと、自分で試してみて効果がありそうだったので、ご紹介してみたいと思います。

 

 

ソース

 

 ソースは以下になります。

 

『豊かに成功するホ・オポノポノ 愛と感謝のパワーがもたらすビジネスの大転換』(イハレアカラ・ヒューレン)

 

 

※アマゾンの紹介文より

「ごめんなさい」「許してください」「ありがとう」「愛してます」、4つの魔法のことばで、仕事の効率・利益が最大化する!混迷する経済に対する、ハワイ発のまったく新しい処方箋。仕事間を根こそぎ変える“ホ・オポノポノ・ビジネス”の全貌。

 

(著者について)

イハレアカラ・ヒューレン博士(Ihalealkala Hew Len,Ph.D)

現代におけるホ・オポノポノ第一人者。

ハワイの伝統的な問題可決法「ホ・オポノポノ」に、故モナ・ナラマク・シメオナ女史がインスピレーションに基づいて発展を加えた「セルフ・アイデンティティ・ホ・オポノポノ」(SITH)を継承する。

著書に『ハワイの秘法』(PHP研究所)、『みんなが幸せになるホ・オポノポノ』(徳間書店)がある。

 

 

概要

 

「ホ・オポノポノ」は以下のように行ないます。

  • 自分の問題や障害になっている「情報」をデリートする
  • デリートするには、「ごめんなさい」「許してください」「ありがとう」「愛してます」という4つの言葉を心の中で唱える
  • 情報をデリートするとインスピレーションが働きやすくなるので、インスピレーションが働いたらそれに従う

 

 

ポイント

 

ポイントは以下の通りです。

  • 言葉は、「人」に言うのではなく、問題を起こしている「情報」に向けて言う(憎むべき相手がいたら、「相手」に対してではなく、自分の中にある相手という「情報」に向けて言う)。
  • 4つの言葉はどのような順番で言っても良い。
  • 感情は込める必要はない。
  • いつ言っても良い。
  • 何回行っても良い。
  • 4つの言葉全てを言わなくても良い。
  • ネガティブな気持ちのままで言っても良い。
  • 声には出さず、心の中で唱える方が良い。
  • 言う時に何もイメージしなくて良い。

 

 

実践例

 

■職場にとんでもない人がいる

⇒とんでもないこと・とんでもない人に関する情報をデリートする

 

■ノルマを達成したい

⇒「ノルマを達成するのは難しい」という情報をデリートする

 

■モチベーションが上がらない

⇒「モチベーションがさがっている」という情報をデリートする

 

■売上でナンバーワンになりたい

⇒「ナンバーワンになれない理由」という情報をデリートする

 

■妻が仕事に理解がない

⇒「妻が仕事に理解がない」という情報をデリートする

 

■いい仕事が見つからない

⇒「いい仕事が見つからない理由」という情報をデリートする

 

■やりがいのある仕事を見つけたい

⇒「やりがいのある仕事が見つからない」という情報をデリートする

 

 

 

解説

 

拙著でも、問題解決技法や立ち直り法は幾つかご紹介していますが、そのどれもが「自分自身に聞く」「バイアスを取っ払って冷静に判断する」というパターンになります。つまり、正しい・間違っているという客観的判断はともかく、自分にとってどちらがより良い・どちらがより悪い、という主観的判断は、誰よりも自分自身(の深層心理)が知っているわけで、その「自分自身(の深層心理)」にアクセスするために、「洞穴の老人」を想定したり、「ワイズセルフ」をイメージしたり、あるいはバイアスを排除するために「思い込み」に反論したり、「認知の歪み」を探したりするのです。

そういう意味では、この「ホ・オポノポノ」も同じような手法だと思います。が、その方法論が秀逸で、「4つの「言葉」によって情報をデリートする」というやり方でアクセスする・冷静になる、というのが面白いと思います。

あと、「ありがとうを言いましょう」みたいなことはよく自己啓発書に書かれていますが、「感情をこめなくてもいい」「イメージしなくてもいい」「ネガティブな気持ちのままでいい」「声に出さなくていい」と説くのはきわめてレアだと思います。大抵は、「感情をこめて」「具体的なイメージをして」「ポジティブな気持ちで」「言葉に出して」と書いてあるので。

 

ムカつくことがあった時に試しにやってみたところ、ムカつくヤツに「許してください」と言うのは出来ないけど、「自分の中の情報」だと思うとこの4つの言葉を言うことができて、言い終わると不思議と確かに「ムカつく」という感情的なバイアスを排除することが出来て、冷静さを取り戻すことが出来ました。

これは簡単なわりに効果的な手法だと思います。ぜひ試してみてください。