「困難は分割せよ」という考え方はあらゆる領域で活用できる、非常に秀逸な戦略だと思います。

デール・カーネギーの言う、「今日一日の区切りで生きよう」という考え方も、一つの「困難分割戦略」でしょうし、ショーン・エイカーの言う「ゾロ・サークル」も根本は同じ考え方でしょう。

また、「習慣化」研究の第一人者である古川武史さんによれば、習慣を身につけるポイントは、「チャンク・ダウン」と「ベビーステップ」だそうです。

そして本日ご紹介する「マイクロ目標」も同じ発想の目標設定方法です。以下の本に載っていますが、著者は、ゴールドマン・サックス社の役員の女性だそうです。

 

ソース

 

 ソースは以下になります。

 

 『世界のトップエリートが絶対に妥協しない 小さな習慣』(キャロライン・L・アーノルド)

 

※アマゾンの紹介文より

一児の母にして、ゴールドマン・サックス役員、なぜ、ビジネスもダイエットも望み通りに叶うのか?100%失敗しない「マイクロ目標」で人生を変える。

(著者略歴)

アーノルド,キャロライン・L.

ゴールドマン・サックス社役員。カリフォルニア大学バークレー校卒業後、モルガン・スタンレー社を経て、世界最大級の投資銀行ゴールドマン・サックス社の貴重な女性役員として活躍。夫と娘とともにニューヨーク在住。金融ソフトウェア開発において先駆的な業績を上げ、グーグル社の新規株式公開の際に革新的なオークションシステムを構築したことでthe Wall Street & Technology Award for Innovationを受賞

 

 

概要

 

「マイクロ目標」の原則は以下の通りです。

  • 確実に続けられて、無理のない(=言い訳のできない)目標にする (「毎日ウォーキングする」は物理的に無理がある⇒「週に1回」ならこなせる&言い訳できない)
  • 「結果」に関する目標(「10kg体重を落とす」)ではなく、その結果を生み出すドライバー/ボトルネックになる「行動」に関する目標(「夜寝る前に食べない」)にフォーカスする
  • 既に習慣化されている「きっかけ」を利用する(「メールチェックの前にTo Doリストをチェックする」)
  • ポジティブな言葉で表現する(「ゆっくりと食べる」よりも「食べ物をゆっくりと味わって楽しむ」)
  • 目標は、一度に「2つ」までにとどめる(目標が習慣化するまでは数を増やさない)

 

 

 

解説

 

特に個人的に面白いなと思ったのは、「「結果」に関する目標ではなく、その結果を生み出すドライバー/ボトルネックになる「行動」に関する目標にフォーカスする」という点です。

「結果」を目標にしてしまうと、結果がついてこないとイライラしてしまったり心が折れてしまったりして、その結果をもたらす行動や習慣を投げ出しがちです。

でも、「行動」に関する目標を立てれば、それ自体を達成しているという自信が継続性に繋がり、結果としてその「結果」を達成することに繋がるでしょう。

 

僕はふだん姿勢が悪いので、「歩くときに背筋をぴんと伸ばして歩く」という行動を目標に立てました。更に、それすら忘れてしまうので、「朝、靴を履く」という行為をきっかけに、その行動がとれるように、靴箱の近くにリマインドのメモを貼りました。結果、少なくとも「毎朝歩くときに背筋を伸ばす」という目標は毎日達成できるようになりました。です。