「経験曲線」という言葉をご存知でしょうか?

一般的に、経験とその効果は比例関係にあり、経験量が増すほどその技術や効果は高まりを見せます。早い話、小さい頃からずっとバットを振ってきたイチローと、生まれ持った素晴らしい運動神経を持った、野球未経験の人を比べても、イチローにはかなわないでしょう。

 

これはごく当然の話のようですが、とても重要な事実です。つまり、ある種の社会的成功を修めるには、ある分野で卓越した成績を残すのが手っ取り早く、誰よりも成績を上げるには、誰よりもそれに費やす時間を高めればいい、ということです。

極論、僕たちが成功をおさめるために、特別な才能は必要なく、その経験値を上げればいいだけなのです。

 

では、どれくらいの時間、「バットを振った」ならば、僕らは「イチロー」になれるのでしょうか。

その答えになるのが、「1万時間の法則」です。

 

ソース

 

 ソースは以下になります。

 『天才! 成功する人々の法則』 (マルコム・グラッドウェル)

※アマゾンの紹介文より

・世界の一流スポーツ選手に共通する、ある「幸運」とは?

・ビートルズやゲイツ、ジョブズが生まれた本当の理由は?

・IQ190“全米一の天才”が大成できなかったのはなぜ?

・「ユダヤ人」「移民」「服飾業」が成功する弁護士の条件だった?

・頻発した大韓航空機事故。最大の原因は“文化の違い”?

・アジア人の「数学的才能」は水田から生まれた?

・NY・ブロンクスに生まれた“秀才学校”の正体?

 

アメリカ人気No.1ビジネス書著者が挑む「新時代の成功論」

勝間和代さん激賞!「成功の方法・天才になる法則がつかめる本」!

 

『ティッピング・ポイント』『ブリンク』でお馴染み、あのマルコム・グラッドウェルの最新刊『アウトライアーズ』が勝間和代さんの翻訳で早くも登場します。

全米では発売3ヵ月で100万部を突破した超ベストセラーを日本屈指のカリスマ経済評論家が丁寧に、わかりやすく翻訳したこの本。

その内容をひとことで言えば、「成功」の要素を“個人の資質”だけでなく、周囲の環境や文化的な側面から考察した、いわば「21世紀の成功論」です。

本書には多くのフレームワーク(考え方の枠組み)が出てきます。

持つ者はさらに豊かになり、持たざる者は持っているものまで取り上げられる「マタイ効果」、どんな才能や技量も、一万時間練習を続ければ“本物”になる「一万時間の法則」・・・・・・

グラッドウェルのフレームワークはやっぱりユニークで面白いです!

「アメリカでは知的なビジネス・パーソンは必ずこの本を読んでいる」と言われるほど、ちょっとした社会現象にもなっています。また同国では、子育てに関心のある、若いお父さん、お母さんにも広く読まれているようです。

アメリカのビジネス・パーソンと接する機会の多い方、自分のお子さんに、より多くの「機会」を与えたい、成長してほしいと考えておいでの方に特に読んでいただきたい本です!!

 

概要

 

「1万時間の法則」とは、以下の通りです。

 

・1万時間の法則とは、

  • どんな業界であっても、世界レベルに通用する人間になるには、おおよそ1万時間の練習・習熟が必要である

とする経験則である。

 

詳細

 

心理学研究によると、ベルリン音楽アカデミーで学ぶバイオリニストを、①世界的なソリストになれそうなグループ、②「優れた」レベルの評価にとどまるグル―プ、③プロにもなれなそうなグループの3つに分けて、今までに費やした練習時間を尋ねたところ、①グループはおよそ1万時間を超え、②グループは約8000時間、③グループは約4000時間であったそうです。

 

なお、上記の調査では、「生まれつきの天才」という変数は確認できず、トップクラスの人材になれるかどうかは、「練習をどれだけするか」だけが分けるということが確認できたということです。

 

また神経学者のダニエル・レヴィティンによると、作曲家、バスケットボール選手、小説家、アイススケート選手、ピアニスト、チェス名人、大犯罪者など、いずれの分野でも、1万時間に満たない練習量で世界に通用するレベルに達した例はないと言います。

 

本書ではその他に、ビル・ジョイ、ビートルズ、ビル・ゲイツの3人もこの例に当てはまることが述べられているが、どういう計算で彼らの練習量が1万時間以上と計算できるのかは明確に述べられておらず(翻訳が悪いのかもしれないですが)、あまり納得感がありません。

 

解説

 

この「1万時間の法則」は我々にとっては朗報と考えていいでしょう。

イチローやビル・ゲイツやポール・マッカートニーは、生まれつきの天才だったわけではなく(無論才能の要素もあるでしょうが)、圧倒的な練習量によってその地位を築いたわけで、我々凡人も練習量次第では、イチローやビル・ゲイツやポール・マッカートニーになりえるということであるわけです。

僕たちは成功者たちの才能を羨んでいるヒマがあったら、自分が邁進すべき領域を早く見定め、見定めたならただひたすらその経験値を稼ぐべきなのでしょう。それすらしないで人の成功を羨む資格はないと考えるべきです。